17:00からの少年部。参加6名。
メニューは①基本、②ミット馬跳び脚くぐり競争、③飛び蹴り&アジリティ、、、だったのだけれど、②の時、衝撃的な事件が。
M君が後ろ回し蹴りを空振りしたまま、走り出したので「ダメダメ、ちゃんと蹴る」とやり直させたら、突然「もういい。やらない!」と絶叫し、泣き出した。 蹴り直ししてから走り出すのではもう間に合わない=隣のチームに勝てないと思って、勝てないのなら、もう走っても意味がない、だからやらないという発想だったらしいが、、、マジか?! 25年、子供を指導していて初めての出来事だわ。
「良くない、最後までやる」としかりつけるも、一切聞かずに、泣きじゃくるだけ。周りの子も突然の出来事に、ただただ茫然、、、。空気が寒い、、、。
運良く(?)ラスト勝負だったので、一旦終わりにして、休憩。で、残りの子は遊ばせておいて、M君と一対一でお話。
「どうしてやらないの?」
「だってあれじゃ、やったって勝てないもん。」
「勝てないかどうかは分からないだろ?」
「分かるもん。勝てないもん。」
「隣の子も途中で蹴るのを失敗して、やり直しになるかもしれないじゃないか」
「でもそういう風にならないもん。」
「M君は明日何が起きるか分かるの?」
「分からない」
「明後日何が起きるか分かる?」
「分からない」
「一年後に何が起きるか分かる?」
「分からない」←ようやくこの辺で雰囲気が変わり出す
「だろ? この後、未来に何が起きるかなんて、誰も分からないよ。それは神様しか分からないんだ。M君は神様じゃないんだから、勝手に『こうなる』って決めつけちゃダメ」
「、、、」
「M君は今走らなかったから負けた。けど走っていたら、隣の子も途中で失敗して、そうしたら勝ててたかもしれないよ? もちろんそのまま勝てなかったかもしれない。でもそれはやってみなければ分からないんだから、勝手に『もうダメ』って決めつけて止めちゃダメ。」
「、、、」
「諦めたらそこで終わりだよ? そうならないように、一旦やり出したら最後まで頑張る。分かった?」
「、、、(コクンと頷く)」
何か最後はどこかで聞いたようなセリフになったれども、とりあえず説得が上手くいって良かった~。
最後の飛び蹴りは、M君も笑顔でやっていました。今泣いたカラスがもう笑うか? ま、それに越したことはないんだけどさ。
19:30からの一般部。参加2名。K林君とK島さん。おっと、KKコンビだな?!(笑)
2人ともお久しぶり。家庭内予選をクリアできたようで何よりです。
メニューは①シャドウ、②寝技(ガードポジションで腕巻きからの攻撃3種)、③ミット。
一旦〆て、掃除の後に④マススパー。
K林君は身体ががっちりしていて、中に飛び込んでのパンチ、組みが強いタイプ。K島さんは手足が長くて、遠間での蹴りが上手いタイプ。正反対のタイプなので、いい練習になったかな?! 2人とも、また頑張って稽古に来てください。
いつものことなれど、稽古後の雑談も楽しかったです。
K島さん、お仕事柄(コンサル系)か、ひとの話を引き出すのが上手いねぇ。こっちもついつい調子に乗って、いつもあれやこれやと、いろんな話をしてしまいますわ。 ま、でもそんな雑談の中から、いろんな刺激を受けてもらって、K島さん自身のの人生や仕事に役立っているようなので、それはこちらとしても何よりです。またこれからもよろしくね。
2人が帰った後、私は居残って少しだけ形稽古。
自分のナイハンチを動画に撮ってみたけれど、、、う~ん、上手くなっているのか、いないのか???
ま、ともあれ、また皆で頑張りましょう、と言うことで、、、。押忍!
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