【試合結果】第3回空道アジア選手権 及び 2017全日本空道ジュニア選手権 その2 | (社)全日本空道連盟 大道塾“TEAM-U”浦和/北本/大宮西支部のブログ

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空手x柔道≒空道(クウドウ)。世界60ヵ国以上に普及している日本発祥の武道です。さいたま市や北本市近隣で空手や柔道をお探しでしたらぜひ一度「空道」も見学に来てください。技の多彩さ、自由度の高さが魅力です。
入門受付随時。初心者歓迎! 目指せ、自分史上最強! (^^)/

続きです。

 

《アジア選手権》

【男子-230】

優 勝:谷井 翔太(日本)

準優勝:目黒 雄太(日本)

三 位:近田 充(日本)

 

・下馬評通りに谷井と目黒の両者が決勝進出。粒ぞろいの軽量級の中でも2人の実力は頭一つ二つ抜けていた感じ。

春の全日本の決勝でも2人は当たっているが、その時は目黒の右ハイキック一本勝ちという衝撃の結果に。しかし今回は谷井が ①左のガードは絶対に下げない。 ②離れるか、くっつくかの二択。中間距離にはとどまらない。 の2つの作戦を徹底。本戦、寝技での極め突きで奪った値千金の「効果」を守り切り、リベンジに成功。目黒は延長後半、攻勢を強めたものの一歩届かず。

それにしても運動神経抜群の2人がフルスロットルで動き回る超高速の闘いは、アジアの空道のみならず、全世界のあらゆる武道格闘技と比較してもトップクラスにあるだろうことは間違いない。youtubeの動画配信をもっと自由に解禁するなどして、もっと世間一般にこの武道、競技の素晴らしさをアピールできないものか? もったいなさ過ぎる。ともあれ、あと1年、世界大会での2人の活躍を期待したい。

3位の近田は準決勝で谷井に「有効」を奪われながらも、「効果」を奪い返す健闘とその実力を見せた。

入賞こそならなかったが、もう1人 Best4 に残ったルスタン(カザフスタン)もかなりの実力者。キレッキレの動きで日本人選手2人を破っての準決勝進出。目黒選手には敗れたもののポイントなしの判定結着。「はるばる遠い国に来て、あれだけの活躍を見せたのに、、。4位なり特別賞なり、何か表彰してやれないものか?」と個人的には非常に心残り。

他にこのクラスには、モルジブ、インドネシア、モンゴルの選手が参戦した。

 

※向かって右より、谷井選手、目黒選手、近田選手。

 

【男子-240】

優 勝:中村 知大(日本)

準優勝:巻 礼史(日本)

三 位:神代 雄太(日本)

 

・決勝は逆ブロックで見れなかったので、準決勝のレポートを。

準決勝、中村vs神代は延長の末、寝技の極め突きで「効果」を奪った中村の判定勝ち。但し、この試合、試合後に一部の審判より

 ①中村のタックルに対する神代の膝蹴りは、本当に「違反行為」だったのか? 有効打ではなかったのか?

 ②中村の再三再四の決まらない膝着き背負いはかけ逃げではないのか?

 ③試合終了間際の神代の膝蹴りの攻勢は「効果」ではなかったか?

との疑問が提出された。今後ビデオ講習会等を行って世界大会までに審判団としての共通見解が求められるところ。

もう一方のブロックの準決勝、巻vs川下は、得意の組技のみならず、強い左ストレートを当て打撃でもアピールした巻が勝ち上がり。

優勝候補の一角、田中は2回戦で怪我による棄権。

この階級には、シンガポール、インド、インドネシア、韓国、モンゴルの選手が出場した。

 

※写真右より、中村選手、巻選手、神代選手


まだまだ続きます。