私は日本国民でありますから、昨今の北朝鮮の動向は非常に危惧しているところですが、同時に都民でもありますから、「こんな北朝鮮のミサイル危機の時に衆議院を解散する大義があるのでしょうか?」と、公示日初っ端池袋駅西口で演説して安倍総理を批判しながら、今日は東京から遠く離れて都知事としての公務をそっち退けにして、自分で俄かに立ち上げた党のために、しかも自分自身は立候補もしない選挙のために、全国を遊説して回っている都知事を頂いている都民として、東京都が不安で仕方がありません。
舛添前都知事は毎週末の休日に湯河原別荘に滞在が発覚し、東京で災害が起きた場合の危機管理について厳しい批判を受けた訳ですが、マスコミに不当なイジメ同然な報道をされ、「緊急連絡体制があり知事が東京不在でも問題ない」という言い訳は聞き入れられなかったのに、小池百合子都知事が都政には全く関係のない衆院選の選挙演説で東京を不在にしても、メディアからは非難轟々という風にはなっていないようですね?
それから衆参二院ある意義がまさに危機管理に対する緊急対応の点であって、自民党など与党の場合は参議院があるおかげで政府を補完し得る組織として有事対応など国民生活を守れることなんだろうと思います。
しかし、民進党の場合は今回の解散の件では、参議院があるお陰で政党交付金の金庫番が出来る党籍を残せることなんでしょう。
希望の党は一院制にするという政策を立てているようですが、そうしてしまうと今回の件から民進党の政党交付金を目当てに出来なくなると思うんですが?
希望の党には合流しない民進党議員によって新しく立憲民主党を立ち上げたわけですから、早急に民進党は整理をして政党交付金は国庫に還すべきだと思います。
やっていることは詐欺紛いのことです。
国民はもっと怒るべきです。
同じように、都民は言動不一致が激しい小池百合子都知事に対して、自分の政局のためにまたしても都政の公務を疎かにしていることに対して、もっともっと意見して怒るべき事態が今なんだろうと思います。