都知事選に立候補し当選したまでで、実は小池百合子の政治的手腕によるサクセスストーリーは終わっていたのではないかと思う今日この頃。
まず、都知事に就任してすぐ決断した「豊洲移転延期」の政治判断。
その後、都知事選の時同様に新たに「敵」として石原元都知事を設定し百条委員会を設置して叩いてみたが、違法性など露呈するはずもなく、何のことはない五輪ボート会場問題や仮説費用負担の問題同様に「元鞘」に戻るかのように、都議選の前にあっさり「豊洲移転」を容認した。
しかし、それまで支持されていた「築地存続派」へのご機嫌取りなのか、それまでの自分の考え方を全否定したくない悪足掻きなのか、「豊洲は活かして、築地は守る」という移転派と存続派の双方にイイ顔をするような案を打ち上げて、結局のところ総スカンを食らってしまい、この問題は今だに迷走中である。
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さて、今回の国政進出についても、幸先だけは良かったように見える「希望の党」新党立ち上げ。
しかし、公示日を前にして一気に失速し、希望の党としての選挙公約は「消費税増税の凍結」「原発ゼロ」「花粉症ゼロ」「政治のしがらみ排除」「ポスト・アベノミクス(ユリノミクス)」などと、耳心地のいいフレーズをズラリと並ばせて、小池氏は「ある意味タブーに挑戦した」と胸を張っているKYぶり。しかし、巷のSNS上では「あの旧民主党の政権公約、マニフェスト(別名詐欺フェスト)を彷彿とさせると専ら批判的意見が支配している。
「何を主張したいのか分からない。経済政策も外交も立ち止まることはできない」と、安倍晋三首相(自民党総裁)は共同通信のインタビューで、希望の党が消費税増税の凍結を公約に盛り込んだことを、こう批判している。
また、菅義偉官房長官からも6日の記者会見で、「経済再生は単なるスローガンでできるものではない」「政策を具体的にどう実現していくか。国民にしっかりと説明する必要がある」と指摘される始末。
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一方で野党側からも、共産党の志位和夫委員長は「希望の党は安倍政権最大の援軍になっている。野党共闘をつぶし、野党を分断した。安全保障関連法や憲法9条改正を容認しており、自民党の補完勢力に他ならない」と批判されてしまった。
集中砲火を浴びた小池氏は、朝日新聞が7日朝刊で報じたインタビューで、「希望の党の『首相候補』を選挙期間中に示すのか?」と聞かれ、「まあ……。それは基本的にはない」と答えた。
こうした姿勢について、菅官房長官からは小池氏の今回の選挙に対する姿勢について「政権獲得を目指す政党の代表が選挙にも出ず、誰を首相にしたいのかも明らかにしないままでは、国民には極めて分かりにくい」と疑問視され批判されてしまう。
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小池百合子という人には、結局のところそもそも政策などは持ちあわせているわけではなくて、「悪者」「敵」を設定してそれに立ち向かっている風味な政局を演出しては自分のポジションを得ていくこと、それ自体が得意なだけの政治屋でしかないから、結果を見ては言質はコロコロと変わっていくし、有権者の投票行動によって態度もコロコロと変えていく、後付けの言い訳や口先一つで政治に関わろうとする不誠実で不埒な人間だということ。
今に自分で立ち上げた「希望の党」も、早くから支持してきた「都民ファーストの会」の音喜多•上田両都議が離党してしまったように、その離党理由として彼らが言及したことと同様な陰湿隠蔽粛清体質を露呈させて、離党者が続出していくでしょう。
自分のポジションを得るためには人を利用し有権者を騙して諍いや軋轢しか産まないようなKY小池百合子を、今だに支持している人と言うのは、得ている情報源が悪いのか、そもそも人を見る目がなく感情的主観的にしか判断出来ないのか、私にはさっぱり分からない。














