8年前の2009年秋に誕生した民主党政権の掲げていた「コンクリートから人へ」というマニフェスト。
いかにも無駄な公共事業を縮減して、ゼネコンやそれらと絡んでいるであろうとする政治家などへの利権構造にメスを入れる、という民衆目線の素晴らしい政策のように聞こえたことを覚えている方々は沢山いらっしゃるのでは?
今、その「コンクリートから人へ」の政策のために、ダム事業が完遂されず大きな被害に苦しめられてしまった地域があります。
今回の北九州豪雨での被災地域ですね。
執拗な安倍叩きに明け暮れるマスコミは、G20で国際的なリーダーシップを発揮しながら今回の災害で被災地へ入るため日本に引き返した安倍総理の行動を、「支持率低下のために得点稼ぎのパフォーマンスで帰って来た」と言わんばかりです。
ならば、8年前の「コンクリートから人へ」というマニフェストの美名に酔い、事業仕分けによってすべき公共事業を縮減し今回の災害の遠因を作った旧民主党政権の、しかも、その事業仕分けの旗振り役で立ち振る舞っていた現民進党代表の蓮舫氏が、被災地へ入って住民を慰めている様子をなぜ叩かないのか?
政治は結果責任がすべてです。
安倍政権は日本の国際的地位向上に貢献し、沈んだ株価を上げ雇用情勢を改善しデフレ脱却に向けた道筋を付け、国家のコンプライアンスを守る特定秘密保護法案や共謀罪、そして平和安全保障法制を可決させ、日本の国益のために最大限努力し、民主党政権で失墜した日本の信用回復に努めてきました。
蓮舫氏は、このような災害の遠因を作って置いて忘れてしまったかのように被災地へ行き、そして政治家としては法律違反行為である二重国籍問題をここまで明らかにする努力をしているように思えません。
そして、マスコミは評価すべき政治家を叩きのめし、叩きのめすべく政治家を野放しにしています。
全く仕事をしないマスコミや野党をこのままにしてよいものか?
民進党は自民党に対して経緯を無視したお門違いな言い掛かりによって叩いている場合か?
反省しないで言っているだけの民進党や、平気で脚色創作した報道を繰り返すマスコミに、これ以上有権者の感覚を麻痺させることをやめさせないと、また闇の時代に逆戻りしかねない危機です。
そして、自民党はその時期はオリンピックの前か後かいつになるか分かりませんが、安倍政権の終焉に備えて次期総理総裁の人材を確保育成していかねばならないと思います。