【豊洲の風評被害を大きくする『小池劇場』の正体】
(以下、ほとんど文字起こし)
・「瑕疵担保責任」という厳しい(いかめしい)言葉みたいなのを一生懸命押し立てて、わかったような顔で記者も質問していたが、質問している本人が一番分かっていないと思う。
・東京ガスというのは、企業だから、例えば「法令に定めている」最低限のね、クリアするだけの「土壌汚染対策」…『以上のこと』をやって売ったら、逆に株主から突き上げられる。
・だから「それ以上に」」都がやった。このことが佳境に入っていた時というのは「都議会の多数派は民主党」だった。
で、民主党の中には「反対勢力」もあり(この件に関して)、いろいろやり合いをした中での一番中心になっていた人からも言葉をもらっている(今度、カメラの前で語ってもらう予定)。
・石原さん自体の「行政の長」としての手続きには「全く問題がない」。
・この売買…土地を購入ということに関して言うと、東京ガスは元々この土地を「別の用途」に使いたいということがあって、売りたくはなかった。
・これは取引。「売りたい側」と「買いたい側」の条件でどうなるか…という話。
・東京都は、法令で「必要以上の」…石原さんの当時も「安心のための土壌汚染対策」というのをやった。それにかなり多額は注ぎ込まれたけれども…
・なぜ「多額が注ぎ込まれたか」という経緯も、逆に当時をよく知る人からも取材をしている。
・ずっと、遅々として進めることができなかった。
・今敢えて言うが(築地ブランドを毀損したくないから今までは言わなかったが)、築地のことを悪口言う人は「あそこは築地動物園だ」なんて言うわけです。ねずみがいる、猫がいる、鳥がいる…みたいなことで。
・そういう「劣悪な環境」…この「劣悪な環境」の中にあって、それでもあそこ(築地)を通ったものが、重大な食中毒なんかが起こらないのは、築地の人たちが「マンパワー」で頑張っているから。
・そんな状況から「一刻も早く」ちゃんとした環境に移ってもらいたい…と、もちろんそこには条件が色々ある。使用料が高くなるとかいろいろね。それも含めて、できるだけ早く前に進めよう…という中では、石原さんは寧ろ『いいことをやった』。
なのに、なんかすごく…
・全く、本来の『安全』とは関係のないところの問題を持ち出して(例・盛り土)、「手続き上のミス」を取り上げ「針小棒大」にして、あたかも新しい豊洲市場に問題がある「かのような」…『実は問題はないのに』
・石原さんのやってきた「行政の長としての業務執行=裁可」、これに責任があった「かのような」ことを『作り上げている』。
・つまり『巨大な風評を作り上げている』
…これが『小池劇場の正体』。
・全然これ(小池劇場)は実態とは違う。
・仮に、この交渉の過程で、誰から不正にいい思いをしたとか…斡旋利得とか、収賄とか…あったのなら、「それはそれ」で追求すればいい。
・それは「新しくできている施設を使わない」ことの理由にはならない。
・例えば、今までだって…「賄賂もらいました」「あの道路にまつわることで誰か賄賂をもらいました」となった時、じゃあその道路を使わないのか?
…全く「ありえない」でしょ?
・『安全性はもうすでに確認されている』
・専門家も『全く問題がない』と言っているし、私から見ても『問題がない』(虎ノ門ユースで言った通り)。
・それを『使わない』。延々と…1日「数百万」…電気代だけ…かかっている。しかも「業者への補償」で、すでに補正予算「五十億」計上されているが、このままでは足りない。
・こういうことを続ける「小池都政」の方に問題を感じる。
・だけど、ちゃんとメディアがそれを取り上げない。
・「問題がない」にも関わらず、あたかも問題が「あるかのように」して、石原さんという個人に対し「誹謗中傷」に近いことまでテレビで言っている。
…こういうことは大変問題だと思う。
・かつては権力者であったかもしれないけれど、今は一「私人」であり高齢者である石原さんに対する、もはや「人権侵害」にレベルにも達しているようなテレビの言い振りも実際に見た。
・今後も、小池知事の…作為なのか不作為なのかわからないけれども…「議会の承認」という手続きも経ないで『独断』で延期を決めたことに対する責任を追及していきたい。
・ターゲットを一つ決めたら「袋叩きにする」というこのやり方。
・過去のことに目を陽動して、「今」の問題に目を向けさせない…というそのやり方は「隣の国々」と一緒(呆)
・小池さんの「謀術」にはまっちゃってる感があるので、そこは避けたほうが良かった。本当は「まともに受けて立たない」ほうが良かった。