【米紙報道に疑問。日本にだけ謝罪を求めるのは不公平】
安倍晋三首相の26日からの訪米に合わせて、米メディアの一部が、安倍首相の歴史認識を批判し、反省を求める報道をしている。在米韓国大使館によるロビー活動も報じられるなか、米紙ニューヨーク・タイムズや、英紙フィナンシャル・タイムズの東京支局長を歴任した、英国人ジャーナリスト、ヘンリー・S・ストークス氏が緊急寄稿した。
私がかつて所属したニューヨーク・タイムズは20日付社説で、安倍首相の訪米が成功するかどうかは、「戦時の歴史に安倍氏が誠実に向き合うかどうかにかかっている」と指摘した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)も23日、米滞在中の元慰安婦のインタビュー記事を掲載し、「慰安婦、日本の謝罪を要求」との見出しを掲げた。
不見識かつ、不勉強のそしりを免れないのではないか。
日本の戦時賠償は、米国は1951年のサンフランシスコ平和条約で、韓国は65年の日韓請求権・経済協力協定で、中国は72年の日中共同声明で「解決済み」だ。日本は過去を反省して謝罪し、戦後70年、平和国家として歩んできた。いまさら何の謝罪が必要なのか。
自著『連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)などに記したが、南京事件は中国国民党政府が作り上げたプロパガンダであり、慰安婦は朝日新聞の大誤報で明らかなように日本軍が強制連行をした事実はない。日本人はそんな野蛮な民族ではない。
米国は45年8月、広島と長崎に原爆を投下した。同年末までに計約21万4000人が死亡したとされる。同年3月の東京大空襲では、わずか数時間で約10万人が犠牲となった。「非戦闘員の殺傷」は国際法違反だが、日本人は米国に謝罪を要求していない。「恨みは恨みを招く」として、黙って耐えているのだ。
ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストが、日本の歴史問題を持ち出すならば、自国の戦争犯罪についても、オバマ大統領に謝罪を要求するのか。ネーティブ・アメリカンや黒人に対しては、どうなのか。日本だけに謝罪を要求し続けるのは、公平ではない。
安倍首相は、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)で、先の大戦への深い反省を表明したうえで「平和と繁栄を目指す諸国の先頭に立ちたい」と演説した。欧米列強の植民地支配からの独立を宣言したバンドン会議の60周年に、実にふさわしいものだった。
29日の米連邦議会の上下両院合同会議では、日本の首相として初めて演説を行う。ぜひ、未来志向の発言に期待したい。
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この方の仰る通りです。
新大陸発見と騒ぎ、彼の地の先住民を脅かし、土地・財産・文化・言語を奪って乗っ取り、さらにアフリカから黒人を輸入して綿花紡ぎで酷使し、自動化されると使い捨てたのが米国の先人達がやったこと。
燃料としての鯨油を奪り漁って日本までやってきた米国は、寄港地欲しさに土足で上がり込んで「開国しろ!」と恫喝し不平等条約で叩き起こした。そんな侮りで世界に目覚めた日本は、明治維新と富国強兵・産業革命を植民地化されずほぼ自力で達成した。
南下するロシアを打ち負かして一等国家になり、第一次世界大戦後その立場から人種差別撤廃を訴えたら、米国は審議拒否して逃げ帰って行った。
それからのこと、英国と影で結託して我が国を危険視し槍玉に挙げて、資源に乏しい輸入頼みの我が国を連合国として経済的に追い詰めて、最終的に飲むに飲めない要求をして戦争に追い込んで、非戦闘員の虐殺まで辞さないリンチをした…。
アメリカは自分達の歴史を棚に上げて、『謝れ!』とよく言えるものです。
安倍さんは内外からの様々な論調に対してよく耐えて居られると思います。
そしてこのような意識調査が行われていること自体、ナンセンスだと思います。
まず、日本の戦争相手では無かった中国共産党と韓国以外の東南アジア諸国に聞いてみたらいいのです。
侵略されたなんて言わないと思います。
寧ろ白人の植民地支配から解放してくれた恩人が日本だと言うでしょう。
記憶に新しいところでは、天皇皇后両陛下を歓待して下さったパラオの方々が示して下さった日本への感謝の気持ちで分かるというものです。
安倍総理を歴史修正主義と言う向きがあるようですが、歴史を修正しているのは旧連合国側で現国連体制の世界の方なのです。
負けた戦争をする日本が悪かったという向きもありますが、ではあの時代、戦争しなかったら今の日本は無きものにされていたことでしょう。それこそ侵略されて土地・財産・文化・言語を奪われて服従があっただけです。
戦ったからこそ今日本が存続出来ていて私たちが存在する。そういう既成事実を分かろうともしないでいる日本人は日本人として恥ずかしく無いのでしょうか?
『侵略』という文言を談話に入れる入れないという論争自体馬鹿馬鹿しく思えます。
もうこういう馬鹿馬鹿しいことは戦後70年の今年、最後にして欲しいです。