この記事は、2012年3月16~18日の記事からの
連綿とした繋がりのあるものです。
詳しくは、そちらで前提をご確認の上
読んでいただければと思います。
■2012年3月16日号
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-11191487525.html
■2012年3月17日号
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-11191490439.html
■2012年3月18日号
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-11191491473.html
_______本編_______
エディソン氏が現われたショックで
そう状態へと転じた母親の
次なるモチベーションは…
“失われた時間を取り戻すために…”
というベクトルに働きます。
2005年以来のそううつ(うつの時間の方が長い)
60代後半から寝たり起きたりを繰り返すと
身体とココロのバランスも悪化いたします。
身体は寝た時間の分以上に、老化を促進します。
しかし、ココロはうつの時が弱体期であり
そうの時は常に前向きに、そして走ります。
母親の場合、もう74です。
昨年の 【医療保護入院】 によって
一時は80代以上の高齢者並みの体力に減退しました。
必死のリハビリで徐々に今の状態へと回復させたことは
賞賛に値すると思いますし、
私も、実は勇気づけられ、その後の様々なことへの
モチベーションに繋がったので感謝しています。
でも、ココロは身体と違って一気に回復します。
ココロは目に見えません。
身体の状態は目に見えて分かるのですが、
ココロは目に見えません。
そして、同時に、
【自覚症状】
を訴えるには勇気が必要だったり
その症状さえ自分で分かっていません。
余計に他者の助言・忠告など
受け入れる余裕はありません。
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これは、お年寄りには全般的に言えること
かもしれませんが、
残された時間を考えた時、
『出来る時に同時にやりたい』
という焦りなどの感情に繋がります。
しかし、身体は老境にありますから、実際は…
『出来る時間も身体の余裕も限られている』
ということに気付かずにいます。
そこに落とし穴があって、
自己管理出来ないでいると
一気に落ちます。
そこをどうにか見てあげねばいけませんが、
相手が頑としてきかない場合は
周りの人は非常に疲れ果てます…。
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こういったケースが多いのは、
現役の頃、自分のやっていることそれ自体に
非常にプライドを高く持って取り組む
そういった性格に起因していくようです。
我が母親の場合は、下宿の収入、
亡き父親の遺族年金、祖母の意志によって
家を空けずに面倒見ていたため恩給のやりくり
これらで、母子家庭でありながら
2人の男の子を育てあげた
【自負】 があります。
祖母の介護の他にも友人の末期癌治療の介護
孫の面倒、今回のように過剰に誰かの面倒を見る…
それらが終わって、体力的に無理が効かなくなって
フト、燃え尽きたのでしょう…。
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自分を見失うと必ずあとで竹篦返しを喰らう…。
病も、性格から来るいろんな破綻も、
実は、人からは気が付かれることのない、
また、その人自身にも自覚されることのない
【独り善がり】 な無理
から来ているケースが多い。
と、最近私はつとめて自覚するよう心掛けて
全てを マイペースに、
それは 【独り善がり】 という意味ではなく
無理をしない、自分を労りながら、
≒ 自分を見失わないように
それが基本になると思います。
そのためのブログにしていきたい
と常々考えています…