【謎の外人・エディソン(24)】:独り善がりな人々…。震災を越えて(3) | なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪

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__________前号から、抜粋______

◆もし、愛読して下さっている方が
 いらっしゃいましたら、次の
◆まで、すっ飛ばして下さい…。




2009年9月1日。

近所の外国人妻の知り合いで勤続していた会社が
倒産し、ファミレスを渡り歩いていたエディソン
というチリ人が、当家下宿に流れ着いて来ます。


長年、そううつ病に苦しんでいた母親はこの時
『そう状態』にあり、この素性の分らない外人に
私の忠告を押し切って、大金まで都合してしまった…。



金額は、実に分かっているだけで限りなく
桁を超えそうな数百万円…。


彼の企ては、その借金を元本に飲食店を経営して
日系ハーフの奥さんと子供2人をチリから呼び寄せ
いずれは日本人として暮らしていきたいというもの。


2010年2月に数十万の返済はあったものの、予定して
いた開店計画は一向に進まず、借金だけは必ず第一に
我が家に返したいと言います。

その返済計画は、故郷であるチリの自分の土地を
売って金に換えて母親の口座に返済するという…



2010年8月…

約束の期日に振込みがなく
エディソン氏への真を失っていた頃、


事件が起こります。…


2010年8月28日。



エ:『ワタシ、な~んにも悪いことシテナイ』
  『なのに、警察署に送られるんです!!!』


は? は? は? は? は?



$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-2011_06_19 (11)

プライベートの出先で急行出来なかったため、
後日エディソン氏に確認して発覚した事件。


『エディソン氏、〇〇弁当つり銭詐欺疑惑事件』

である。



2010年8月18日に事件は起こっており、
10日後の8月28日、エディソン氏は
〇〇弁当最寄り駅の店長に交番へと
連行された上、





         覚

〇〇弁当と貴方との間に存在する民事上の争い
の一切を和解するものとする・…


という和解文書にサインしてしまった
のである!!!



※アルファベットで署名:A・Edison


$なべちゃりん的な考え方?? 宜しければ、戴いて下さい♪-〇〇弁当

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エディソン氏は事実無根だとあとで私に主張するが、
日本語の読み書きも出来ずに自分の無実の罪を認め
そしてなし崩しに和解してしまった…。

彼への心象は失墜した。



私は警察にも〇〇弁当側の店長及びお客様相談室にも
事実関係を問合わせたが、警察は民事不介入を理由に、
また弁当チェーン側はマニュアル通りの対応であり
【法的措置】にでない限り証拠は示せないと言う。


証拠も示さず、人を疑い、交番に通報する?


全く意味不明です…


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お客様相談室のタカセ氏は


『私、及び、当社を脅すのですか?』
『あなたの発言は録音されていますよ』
『彼はつり銭詐欺を繰り返すと報告されています』


とまで言ってのけたが、後で私の携帯に


『先ほど申し上げました商店街で噂が出ている
 という件に関しましては状況証拠でして
 取り上げた件、謝罪申し上げます』

と、噂については謝罪の弁を遺してきた。



噂などを取上げるのなら証拠の開示を再三求めても

『申し上げられません』の一点張りで

『現場の証拠(店長の責任?)は追求せず、
 相談室に一括して対応させて欲しい』

と約束させようとします。



私は何かを隠蔽し当事者ではないことをもって
私を遠ざけようとしてはいないだろうか?

と直感します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



まずは、エディソン氏が詐欺を繰り返すという
状況証拠に根拠があるかの聞き込み調査を
地元商店街で開始。



当該の〇〇弁当の向かいにあるコンビニの店長から
開店前から内装工事を優先し、自転車との人身事故
を起こしていながら無視しようとした件は、
商店街では知られていることで、



『あの弁当チェーンの経営陣はChina系だから
 相手にしない方がいいですよ。』

とまで聞き及ぶに至る。


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相手は全国展開するチェーン店なので当然、
【顧問弁護士】 もいることだろうから、
論破するには、法的な専門家に客観的な目で
判断してもらうことは必要不可欠である。


私は無料で相談できる法テラスや区民法律相談室
へ電話して予約を取り、弁護士さんに一部始終を
お話したり、元マスコミ業界出身の伯父
(母親の兄)に相談したりするが…



答えは同じ。

本人が冤罪を晴らす気がなければ意味がない。


私もそれは同じ思いであり、当事者でない自分の
限界に気付き始めた。

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そして…


2010年暮れ。

エディソン氏の下宿を最初にお願いに着た
グロリアという元コロンビア人の奥さんと玄関先で会い


『彼は私にも200万借りてるけど、必ず返すから大ジョブ』
『私はエディソンさんの妻と友人だから』と言う。



何の根拠で言ってんの???



私は呆れた。


これはもう諦めることも考えなければいけない
と思った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


病状に障るといけないので、本当の金額を聞いては
いなかったが、母親の方から私に本当のことを言った…。



2009年9月1日。

エディソン氏が転がり込んですぐに数百万を現金化し
必要に応じて数十万円ずつ貸出しをして、ついには
この金額の倍額がエディソン氏に渡っている。。。


さらに、証券会社から数百万(外車1台分)の解約をして、
通帳によれば現金化したその日のうちに引き出されている。



当初はその1/3だと伝えられていたが、
実は全額であったこと…。


そして、それはエディソン氏との秘密にしてあることを
母親は白状したのである。




エディソン氏に事実関係に確認すると
明らかに動揺をしていました。

彼は母親とシークレットにしている金額については
白状しませんでした。


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そして、年が開けて2011年。。。


母親は週一度の通院のための身支度までも出来なくなり
介助して歩かせても、前かがみで小刻みにしか歩けない…。


私は本人が根本的に心の病から発症しているので
躊躇し、非常に悩んだが、

【要介護申請】 を行います。




そして、2月24日。


【要介護2】 の認定がおりたが、ケアマネージャーを
就けなければ介護サービスは受けられないし、
母親本人はうなされるように拒絶している。


ケア24に問い合わせて、事情を説明し調整して
3週間が過ぎていった。。。




そして、2011年3月11日を迎えるのである。。。




◆ここまでワープ◆




午後、東日本大震災である…。



その瞬間正直言って、




終わった



と思った。




築50年以上で増改築を何度も行っている我が家は
相当に揺れた。


自分は裏手の墓地へと経路を確保するように
窓を開けて、外を眺めて何も出来ずに居た。



3時半過ぎ。

一連の揺れがおさまった時、
ハッとした。



『母親のことを一切忘れていた・…』

『護るべき母親をすっかり忘れていた…』


今までやって来たことが全て、自分のことを
気にしてやってきたのではないか?


と、自分を疑いはじめてしまった。





_____以上、前号から編集・抜粋______



地震以来、ご存知のように世情はよそよそしくなり、
自分もさらに先が見えない状況に、再びあの虚脱感が
襲われてきた…。


設計・アフターサービスという募集に倍率1/60を
どういうわけか通って入った住宅メーカーに騙され
クレーム処理をしながら母親の面倒を見ていた時の…


あの気だるさが蘇った…




朝から晩まで怒られる仕事。

当たり前である。
数千万円払って欠陥のある家に棲んでいるお客様が
怒らないわけがない。


住宅検査機構の保険金と会社で稟議を通して予算を
組みたくても、根本的な修繕は出来ない金額…。


施工時の設計者も施工管理者も、退社していたり
当時の担当工務店も、倒産や不明。。。
分かったとしても大工さんは、

『オタクの裁量に従ったんだからさぁ~』
と嫌な顔をされる。


会社の上司は社長にオベッカ使う輩ばかりで、
稟議など簡単に通らない。しかも逆切れされる始末。


毎日、袋小路を怯えながらウロウロしていた…。


味方など誰もいない。家に帰れば家事が待っている。
通院付き添いも欠かせない。



3ヶ月でうつになり、睡眠障害。10kg痩せた。


夜遅く帰って家事をし、2時・3時に眠れたとしても
3時半や4時に早朝覚醒…。


毎朝、明け方から出社まで辞表をしたためるのが
日課になり、日付を更新しながら通った。



ずっと、『死にたい』 と言っていた...。





そして、半年で退社。



辞表に診断書を添えた所、


『病気療養を兼ねての休職』の勧めはなく
『慰留』 はカタチだけされたようだが、
よく覚えていない。



とにかくリセットしなければ壊れると思い
辞めたのである。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




あの時の感覚が蘇ってきた。


しかし、今回は世間が揺れている。
母親の症状も比較にならないくらい悪い。
自分がしっかりしなければ、本当にマズイ。



エディソンのことなど、頭からすっ飛んだ。




その夜…。


本当に久しぶりに兄が甥を連れて当家へ訪れた。


兄:『会社が異常に揺れたから心配だったけど
   どうにか建っているな。』


帰宅難民にはなったのか分からないが、23時は
回っていたと記憶している。


兄:『母親は?』


な:『要介護申請して通ったけど、要介護2でね。
   意識が朦朧としていて明らかに不当な審査だよ』

  『要介護2なりのケアマネさんではプランが
   立てられないね。申請し直したらまた3週間以上
   は待たされることになる…。本当に困ったよ』


兄:『しょうがねぇ~なぁ~。じゃ入院させれば?』


な:『通院先で何度も本人に大きい病院に行くように
   説得されていたけど、本人の意思がなければ
   精神疾患で入院させることは出来ないんだよね』


兄:『相変わらず面倒だな。救急車呼ぶしかないな』



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



とりあえず、自宅の無事と母親の容態を半ば 【偵察】に
来て風のように帰ってしまった。


俗に言う 【スープの冷めない距離】 に住んでいながら
自分の生活を守るために忙しくしている兄貴夫婦家族。


『自分たちが行くと惑乱するから』

という名目で、介護は全て私一人任せの格好であり
しかし節税と母親の傷害保険の対策で
扶養家族にしている兄貴。




エディソン氏が下宿に転がり込んで来た時、
母親は私と気不味くなって、この兄に彼との調停を
依頼してしまった。


兄は、彼の要求をのんでガス湯沸かし器を母親に用意
させたり当座の生活費を都合させたりしたのだ。



まったく調停になっていない。


しかも、この時のやりとりが文書に遺されている
わけではないのである。



それらの借金も、エディソン氏は焦げ付かせたことになる。



私はこの震災までの1年半、母親とエディソン氏の間に
入って、どれだけ骨を折り、気を揉み、
辛い想いをしてきたか。


兄は多分、知らないであろう。





なぜ、私だけが【精神的被害】を受けているのだろうか?




その答えは、


そう思う私の中にあること


に、ようやく気付いたのである…。






続く…