__________前号から、抜粋______
出向先の事務所にて仕事をしていた時である。
それは2009年の11月だったであろうか?
突然、証券会社の担当者から私に連絡が
入ってきたのである。
『お母様が突然、●百万円の解約が
あったのですが…』
当然、私はピンと来ました。
ヤツに、あの外人に、都合したな?
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母親は良くいえば、とても上品で
おおらかで、人気があって、別け隔て
なく人付き合いが出来る。
しかし、欠点は気前が良すぎて
過去にも人に都合し焦げ付きそうに
なった過去があると知っていた。
決して悪い人ではない。
ただ、余りに情が移って一線を超える
面倒を見たりするところがある。
ご近所の方々も、一様に
『彼女は気を遣いすぎるからね』
『何か自分だけで抱えて悩んでるの?』
という暖かいお言葉でした。
そして、またまた大うつ転して
しまったのである…
_____以上、前号抜粋から______
うつ転すれば、当然起きなくなります。
従って、必然的に同居家族である私に
シワ寄せが来ることになります。
それは構いません。
しかし、数年間心療的看病をしてきた
にもかかわらず信を得られていなかった
のか、一時的にそう転した勢いで見失い
素性の分らない、しかも外国人に大金を
都合してしまったことは至極残念で…。
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始めは『解約した内の1/3』と聞いて
いたが、次第に恐ろしい事実が・…。
それは、うつ転して2ヶ月後の
2010年2月に把握した。
再びうつ転して寝込んでしまって体力
を落としてしまい、通院付き添いが復活
して家事や財務、そして下宿の管理等を
引き継いだことで分かってしまった。
通帳を記帳して…
ビックらこいた。
あれ?
片方の銀行の預貯金が一桁万円???
なんで? こんだけになってんの?
普通に大学生の預貯金並じゃん…
謎の外人が転がり込んだ2009年9月1日。
既に〇百万の現金がどこかから移転
されていて、以後段々と数十万単位で
減ってきている…。
母親に聞けば、
『通帳の引き出した金額で〇印のある
ものがエディソンさんに貸した…』
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足せば、〇百万の丁度倍に!!!
ちょっと待て。
では2009年11月の解約した●百万は?
通帳を注視すると、そのままその日に
銀行で引き出された形跡が。。。
こりゃ、恐ろしいことになったぞ...。
続く…