うつ病の母を介抱するには、サラリーマン的で
確定的に定期収入が見込まれるお仕事は
続けなければならない。
ステディのためにも、そうあるべき。
しかし、選んだ業界や資格は全て体質的に
残業は覚悟……。
というわけで、それまで居たゼネコンの
下請け製図の会社へは派遣で行っていたし、
姉歯の耐震偽装問題で法規的に行政の検査は
厳しくなった伏線があります。
社員へと暖かく迎い入れて下さった社長さんの
会社でしたが、やはりまさか社員になって
残業せず帰れる業界ではないし、
母親がうつになったので…。帰ります。
そういう都合ですので…。とは言い難い。
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男とは女と違って、狩りに集中する性格で
外では仕事にしか集中出来ない質。
良くいえばこだわるし、だから緻密で繊細。
悪く言えば融通が効かなくて頑固に集中し
同時進行出来ない質。
同じ仕事の中での同時進行なら、パラレルに
捉えて単純作業と緻密な精査は出来ます。
でも、それと同時に家事をこなしながら
病人まで介助出来ません。
業界に残りながら、母親の面倒を看られるのか?
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私は、ボウリング場のドリラーでした。
客商売であり、職人仕事であり、ゆえにお得意さんへの
信頼関係やアテにされる営業もしたかった。
しかし、センターの社員にはなれませんでした。
当時所属したセンターは、同時に入ったフロント希望
の人間を優先して社員にしてしまった。
でも、私はまだ若かったし、お客さんが喜んでいる。
だから耐えられた。好きなことに打ち込めた。
ココロのお父さんと言うべき、Rプロのねぎらいも
大きかったです。…
http://ameblo.jp/nabechalin/entry-10718201221.html
でも、カラダが、皮膚が、悲鳴をあげていたので
『手先の器用さ』と『イメージを図で表現』できる
建築業界の資格を取って自分から飛び込んでみた。
そして、母親のうつ…
始めは、そういう境遇を哀しく思ったが
今、乗り越えて来て、これは地上での
修行だったと、ココロから思える時期に
入ったと思います…。
続く…