おはようございます。
今日は、害虫予防スプレーを作ったので、報告します。
家庭菜園では、アブラムシやウリハムシなどの害虫による被害を避けることが出来ません。
市販の殺虫剤を使う方法がありますが、メダカを飼っていることで、殺虫剤は使いたくありません。
何か良い方法がないかと調べた結果、自宅にあるもので作れる害虫予防スプレーの作り方を見つけました。
1つ目は、米酢、トウガラシ、ニンニクの3つの材料を使った手作りの害虫予防スプレーです。
梅酒作りのビンの中には、500mlの酢が入っています。
本当は米酢なんですが、我が家には米酢がなかったので、穀物酢を使いました。
ニンニクは3~4片、トウガラシは10本です。
ニンニクは、アリシンという物質を抽出しやすくするために包丁で押し潰しました。
トウガラシは、へたと種を取り除きました。
トウガラシに含まれるカプサイシンは、水には溶けませんが、油やアルコール、酢には溶け出すという性質を持っているそうです。
30日~60日間漬け込むと完成です。
原液は強いので、300倍以上、水で薄めて使うことになります。
散布の目安は、1週間に2~3回、キュウリやナスなど葉の表と裏、土にも散布すると効果的だそうです。
害虫を駆除するとともに、抗菌、殺菌作用があるためにうどん粉病などの病原菌対策としても使えます。
2つ目は、お酢とカキガラ有機石灰の2つの材料を使った手作りの害虫予防スプレーです。
カキガラ有機石灰は、ニンニクや玉ねぎを病気から守ってくれる効果があるので、4月に葉や茎に撒いて来ました。
そのカキガラ有機石灰とお酢を混ぜると酢酸カルシウムを作ることが出来ます。
毎年、ウリハムシにカボチャの葉を食い荒らされてしまう被害に悩んでいますが、ウリハムシ対策として、酢酸カルシウムを散布すると駆除する効果があることが分かりました。
早速、酢酸カルシウムの作り方です。
カキガラ有機石灰250gに対して、お酢500mlを混ぜるだけなので簡単です。
お酢がカキガラ有機石灰を溶かすために、たくさんの泡が発生します。
なので、ペットボトルは、キャップで栓をすること出来ません。
1日が経過すると、ペットボトルの底にカキガラ有機石灰が残りますが、泡が出る反応は治まります。
この上澄み液が、酢酸カルシウムです。
原液は強いので、500倍以上、水で薄めて使うことになります。
散布の目安は、1週間に1回です。かぼちゃの葉の表と裏、土にも散布するとウリハムシの姿は見えなくなるそうです。
GWが明ければ、畑に行って、栽培中のカボチャに酢酸カルシウムを散布してくる予定です。
余談ですが・・・
酢酸カルシウムは、 ①野菜の細胞壁、繊維が強くなる
②根腐れ、尻ぐされ、空洞化の予防
③トマトの割れ防止、キュウリの食感向上が期待できるそうです。
肥料としての効果もあって、とても頼りになることも分かりました。
自宅の庭のミニトマトやキュウリにも散布したいと思います。
2つの害虫予防スプレーの作り方を紹介しましたが、どちらも家庭にある材料なので、安全、安心の害虫予防スプレーだと思います。
いかがだったでしょうか?
それではみなさん!今日も良い1日を!