彼らが本気で編むときは、を観ました。
母親が家を出てしまい置き去りにされた11歳のトモが、おじのマキオ(桐谷健太)の家を訪ねると、彼は恋人リンコ(生田斗真)と生活していた。
トランスジェンダーのリンコは、トモにおいしい手料理をふるまい優しく接する。母以上に自分に愛情を注ぎ、家庭の温もりを与えてくれるリンコに困惑するトモだったが……。
リンコは心は女、体は男(手術済)、戸籍はまだ男。周りから受け入れられない悔しさや悲しみを編み物にぶつけながら男根のカタチをしたものを編む。
それを煩悩と同じ108個作り終えたところで、それを燃やし、男としての自分を成仏させたいと願う。
理不尽な悲しみに苛まれながらも、他者への愛を忘れないリンコのひたむきな姿に涙。
生田斗真演じるリンコの役が母性が溢れ出ていてとても自然だった。なので余計に感情移入できたのかもしれない。
トランスジェンダーの生きにくさ、しかし人間としてとてもシンプルなことなんだという理解を深められる映画。
多くの人にみて欲しいと思った。
元気になってきた証拠かな。
ただし何かやろうとするとガス欠。今はそんな状態。
焦らずゆっくり。
それではまた。
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