日本のいちばん長い日を観ました。
ノンフィクションを基にした群像歴史ドラマ大作。
太平洋戦争での日本の降伏決定から、それを国民に伝えた玉音放送が敢行されるまでの裏側を見つめていく。
1945年7月。太平洋戦争での戦況が悪化する日本に対して、連合軍はポツダム宣言の受託を迫る。
連日にわたって、降伏するか本土決戦に突き進むかを議論する閣議が開かれるが結論を一本化できずにいた。
やがて広島、長崎に原爆が投下され、日本を取り巻く状況はさらに悪くなっていく。
全国民一斉玉砕という案も取り沙汰される中、阿南惟幾陸軍大臣(役所広司)は決断に悩み、天皇陛下(本木雅弘)は国民を案じていた。
そのころ、畑中健二少佐(松坂桃李)ら若手将校たちは終戦に反対するクーデターを画策していた。。。
この映画を見るまでこんな葛藤の中で日本が敗戦を受け入れただなんて全く知らなかった。
戦争を継続しようとする勢力と、戦争を終結させようとすると人達のせめぎ合いや葛藤。
「ポツダム宣言の受諾を知らせる放送」までに起きていた史実(もちろん映画なのでフィクションも入っていますが)を知ることで、自分たちの足元にある今の日本の平和という土台がいかにして出来上がったか、ということを体感できます。
戦争の狂気というよりは、あの時代、それぞれが信じて進む道を選択し行動し、その中で「ポツダム宣言=平和」にこぎつけた「努力」みたいなものを感じられます。
昭和天皇役のもっくんが素晴らしかった。
気品に溢れていて。
はかどらないよ(笑)
それではまた。
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