空舟の遺跡とヨアとルエリシアの関係についての考察Ⅳ | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

はい、今回が最後になるものです

なんだか書きたいなぁと思ってつらつらと書いているだけなので

あまり深く考えず書いているわけでございますが

試しに今回のシリーズをwordで文字数勘定したら

すでに13989文字行ってましたwww

書きすぎである!


今の環境だと、1回の記事が10000文字ぐらいが限界みたいで

これ以上書くともう無理!!!と言われますw


なので、今後も考察を書くときは細切れになってしまうかと思います



さて、今回は総括と行きたいと思います

以前の記事に飛んでもらうことがあるので、

その時は並行してみて頂くようお願いいたします


また、全体的に個人的な解釈が多々含まれる内容となっていますので


では、いきます




ニョアの手記97には面白い解釈が載っています

いかその抜粋


蛇は一匹でいい、ビックボスは一人で十分だ!
…とは言っても、蛇を彷彿させる者が多くいるのも事実にゃ。
蛇神人のギジリ、サザラギ団、アギオナ機関もそうだ。
空舟の遺跡にも蛇を彷彿させる紋章が存在するといわれる。


話が少しそれるが、人は何故昔から蛇を崇拝

もしくは、邪悪の象徴とするのか。
蛇は西洋では主に諸悪の根源とされ、

ニホンでは古代の女性蛇巫の存在が示すように

あらゆる祭事の根源となっている。
他の動物と明らかに違う形状を持つという事もあるが、

面白い解釈を1つ紹介する。


カール・セーガンという人物が著書の中で
『人類は生物進化の最終段階にいるが、

そうした人間の脳の中には当然

その進化途上の各段階の生物であった時の部分もくみ込まれている。
つまりR複合体とよばれる脳の一番奥の部分は

恐竜の脳の働きをしている。
つまりそれは人間の脳の中には

明らかに恐竜という古代生物が生きているという事である。』
と言っている。

もしかすると蛇その他の爬虫類に対して

人類が懐き続けていた崇拝と嫌悪、あるいは畏怖は、
我々の脳の最奥部に潜む恐竜に由来するのだろうか。
それは人類の遠祖であると同時にもっとも恐ろしい敵でもあった。
蛇に対する感情は、一種の先天的反応とも考えられるかもしれない。



なお、引用している本は

「エデンの恐竜―知能の源流をたずねて―」というもの

(原題The Dragons of Eden

Speclations on The Evolution of Human Intelligence)


知能の進化について脳内の方向から考察した本です



大まかにこの本の主張を書くと

脳内の一番中心にある部分は睡眠、食欲、性欲といったもので

恐竜からある能の仕組みをそのまま引き継いで司っている

これを覆いかぶさるように理性を司る部分が

発達としているのが人間の脳というもの
なので、人は進化の中で知性が急速に高まって進化したが

根本には争いを起こす要因を抑え込んでいるというものです




この考えに似たものがこの世界の根源ではないか?というのが

私の考えです


元々は永遠を作り出すために変化を取り除いた世界が

このアリアテラリアという世界で

外部の介入としてヨアがルエリシアを生み出して投入

それは「空船」としてこの世界に影響を起こしたのではないかと


まず、これは

我々が永遠という存在を手に入れる為には、

強者への誘導因子は封印せねばならぬ。

というオーガスティン・バイゴットの言葉に

裏付けられているように

このゼクトバッハの世界というのは

変化を極限まで取り除いて永遠を手に入れた

ウロボロス計画だと思います


この世界の元いた生き物がいうのはクオリアがないというもの

前回の考察のように変化をなかった世界であったのと、

外部の影響が全くなかった星の民が

クオリアを存在しないことが挙げられます


なので、この世界の生き物の遺伝子などの根本には

変化をもたらさないように脳内へインプットされていると考えられます


この極端の例が星の民と流転の儀式で

ここまで調和をもたらすようにいる生き物を生み出しているのは

この根本があるからではないでしょうか?


しかしここの思わぬ部外者が現れた

それがヨア

彼はこの世界に「変化」をもたらそうとしました


ここでいうヨアの介入とは遺伝子上に行われていることで

人の本能にかかわる部分をヨアはいじろうとしたのです



これを暗示したのがmemeのジャケットと考えられます

真ん中を貫く二重螺旋が遺伝子そのもので

青い部分が元々ウロボロス計画で生み出していた

変化を生み出さない「完璧」な遺伝子

そこにヨアが乗り込んでいる空船が突っ切って

新たに変化をもたらすものを書き加えているのです


ヨアの手記から推測しますと

ウロボロス計画をヨアは知っていて

離反するような形で行ったものと思われます


その名残が曲名

ルエリシアにつながる曲名が

「Ark Ouroboros 永遠の方舟」 とあります

この方舟が空船の遺跡だとすると

方舟はもともとウロボロス計画の中核を

なしているものであったことがうかがえるからです

これをヨアがルエリシアを生み出して

墜落という形でこの世界にはびこらせていたのではないでしょうか?


このことはウロボロス計画をやっている人々には

衝撃を受けたのだと思います

変化をばっさり切った世界をわざわざ作ったのに

変化を生み出すようにした人がいるのですから


このアリアテラリアの世界の外側からの嘆きが

EPIC Prologue 「ORIGO」のコメント

何もはじまらなかったのだ

あの宝玉リスタチアさえ見つからなければ――

この世界など取り立てて意味を為すものでは無かったはずなのだ

というものになっていたのでしょうか?


アリアテラリアの世界では
この世界にはルエリシアことリスタチアを積んだ空船が

空から落っこちていたこととして認知されているのも

太古の記憶が刻まれている例になります

それは、洪水伝説が全世界にわたって存在しているようなものです


また、ヨアの意識はリスタチア、空船の遺跡などにあふれる

奇しき光として存在していると考えています

Ristacciaのムービーには赤い光の中にヨアが存在していること

超越者となって世界を外側から感じることができるようになったリアンが

空船の遺跡でヨアについて全く知らないのに

本能的に感じていたこともこの説に拍車をかけてます



では、ルエリシアをはじめとするリスタチアとは何ぞや?という謎

これもウロボロス計画のほうから考察してみますと

おそらくは変化をもたらすミームの塊そのものがリスタチアの根源

ウロボロス計画ではこれを完全に駆逐することで永遠を手に入れました

アリアテラリアの世界で見てみると

方舟を作って空の向こうに不要なものを

放り出して完全な世界を作ったのだと思います


しかし、ヨアはウロボロス計画の禁を破っていこうとした

ヨアの手記から推測するに、

変化が人類の永遠に必要であるのではないかとヨアは考えたからです

そこで、この遺伝子の振る舞いをするものに人格を与えて

下々の世界に変化をもたらそうとしたのではないでしょうか?

これがアリアテラリアの世界でいうリスタチアというものになります


なお、空船は外の世界が直接かかわっているので

ボルツマンの記憶だったり、ヨアの手記などが

いまでも残っているのではないでしょうか?





というわけで今回は以上です

言いたくて言いたくてたまらない考察の一つでございます

なので、言葉でどう表現したらいいのか

かなり迷いながら書いています

本当に上手く伝えれたらいいなと結構直しながらやって参りました


空船の遺跡については考察者として直接対決を

かれこれうん年挑んでいるわけでございますが

今回発売される本で何か起こるのではないか?と思うのです

これで、今まで考察していたことの正誤や

新たな視点の発見とかを公開してくれたらいいなと

ワクワク半分ビクビク半分な心地をしながら

全裸で待機している所存ですw


何気にこれの関係の話ってTOMOSUKEさんがともろぐで

ゼクトバッハ叙事詩が書かれていた紙切れを

うっかり拾ってきたときからあるものなので

これを考察することによって

Zektbach殿がなぜ叙事詩を記すようになったとか

深淵に触れそうな心地がするのです


今のご時世、様々な人の手に叙事詩が触れるようになりましたが

ときたま、直接彼が表現しているものに魅力を感じてしまうものです