ニョアについてガッツリ書いてみたwその1 | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

はい、今日はつい最近のネタバレで悩んでおりますが

詳しい経緯はこちらの方から

http://ameblo.jp/na2sif6/entry-10670281529.html

発想の転換でこう考えました

「じゃあ皆が見れる物で絞ってしばらくやればインザネ?」と


皆が見れるものといえば

・・・・・・そうですね、「ニョアの手記」

これならば魔方陣(という名のネット)につなげれば

皆見られる!!!


じゃあニョアの手記でなにやるんじゃいほげぇ!!!

と思われる方が居るんですが

これが結構深い謎を持つ人物が居るんですねぇ


その名も「ニョア」


えっと思われるかた、そりゃそうでしょうな

この叙事詩がはじまった頃から

既にそこには存在していたのですから

Zektbach殿は「そこに存在した意味は無い」ともいいましたが

あえてこの道に反してみたいと思います

私は物事全てに意味があると信じているからである

それがたとえ意味がない神の気まぐれだったとしても

さて、ニョアの基本スペックから

まずまとめてみる事に致しましょう


名前:ニョア(Nyoah)

性別:オス

品種:ロシアンブルー

スリーサイズ+αは

B 33 N 21 W 41 H 40 T 32
体重は・・・秘密だそうですw


というわけで現実のロシアンブルーはといいますと

体長30~40cm

体重2.5~5kgが標準サイズですね

そしていつも見ているニョアの姿からでも

色んな謎が生まれてくるわけで

今回はこのことについてざっくり言って見たいと思います



まずは服から

これはノイグラードの貴族の服でありまして

「ノーブルカーマイン」と呼ばれるものであります

ノクスが着ている服と同じでありますね

ノーブル(noble)は英語で「貴族風の」

カーマイン(carmine)は赤い色のことで

これをひっくるめて「高貴な赤」という意味です

具体的にはこんな色をしています


さらにこれをトゥニカと呼ばれるものです

元々ノイグラード王国の前身となる

トリスアギオン教義団の修行着でありました

これが次第に貴族や学者

そして一般市民にまで広まっていったそうです


トゥニカ(tunica)の元ネタを調べますと

ローマ帝国の衣装が元になっているようです

大雑把に描くとΣ様がきている衣装を男物にしたのがトゥニカ

一般市民の普段着として広まっていました

なお、これが現代に残ってチュニックになりました


次、所持品の羽ペンと羊皮紙について


羽ペンとはガチョウや雁の羽から作られたペンのこと

絵描きさんが良く使うGペンや丸ペンのご先祖様ですね

羽ペンは使うたびにどんどんペン先が悪くなってくので

ある時期を着たら自分で削り出して使っていたそうです

(まるで鉛筆を尖らせるような感覚で)


これを単純に計算した所大体30~40cm

我々が使っているペンを単純に2倍した大きさがこれ

人間サイズだからまだしも

これが猫が持っているということがミソで

単純に比較して体のサイズの羽ペンであります

ニョアはざぶんとインクをつけて

豪快に書いていると思われますwww



背負っている羊皮紙とは

動物(主に羊)の皮を木枠に張って限界まで伸ばし、

ナイフで削って薄くして乾燥させたシート状のもの

中世ヨーロッパで書かれた本はこの紙を使われています

和太鼓に張られている皮が最も近いものですね


繊維で作られた紙に比べて耐久性が非常に強いです

大体2000年はそのまま持つのですな

間違えても洗ったりその部分を削ったりしてまた使えるとか

そこからでもうかがわせる事ができます


もしも羊皮紙かなぁ?と思ったものがあれば

隅の方を水で濡らしてみてください

本物であればプルプルとしてくると思います

(普通の紙だと破れてしまう)


ちなみに今現在羊皮紙は高価なものとなっています

(私が調べた所A4サイズ一枚で3000円程度しました)

ゼクトバッハが貧乏なのはこの紙代で

財産が飛んで行っている所もあるかもしれませんw



こんな感じでしょうかね

ニョアの衣装といい紙や羽ペンといい

いい格好で覆いつくされ居ます

傍から見れば2ガゼルで過ごしているとは

到底思えないですなぁ・・・

(むしろそんだけ貧乏だったら

その服売っちゃったほうが手っ取り早かったり)


こんだけのものをそろえているということは

それだけ騎士としての誇りを大切にしているという

表れなのかもしれません