はい、かなり遅くなりましたが手記ネタです
ニョアの手記41でリスタチア以外の宝石や鉱物が
ザックザク書かれていますw
でもって今回はその元ネタあさりです
遅くなってしまったので開き直ってガッツリ調べてまいりましたw
その為かなりの長文になってしまいました
覚悟してお読みくださいませ・・・
薔薇鉄
おそらくヨーロッパで蛍光鉱物(光る石の事)として
初めて記載された「ボローニャ石」と呼ばれるものから
重晶石(硫化バリウム)が元ネタだと思われます
まずは光る石について
これは蛍光鉱物と呼ばれるもので
紫外線、つまりブラックライトを当てると光るものがあります
赤い色で光を出すものはルビーや方解石等があります
でもって17世紀の初めに靴職人であり錬金術師のカッシャローロが
パデルノ山という所でボローニャ石を発見しました
この石を炭と一緒に熱する(錬成する)と、暗所で赤く光ったことから
当時の錬金術師は大いに驚き、
賢者の石ではないかと大騒ぎになったそうなw
正体は「重晶石」の一種で、硫酸バリウムという物だったそうです
つまり胃の検査に飲むバリウムの親戚ですねw
この重晶石はバリウムの原材料であり
色んな工業製品の元となっている事が多いようです
また硫酸バリウムは砂漠のばらと呼ばれるものも作り出します
砂漠のバラは主に石膏と重晶石が主成分で
宝石言葉は「愛と知性」で別名「願いをかなえる石」ともw
悪縁を断ち切る力があるとも言われていますな
砂漠のバラは非常に脆く、
大抵は花弁(に見える部分)が割れているものがほとんどだとか・・・
ちなみにドラクエ5で名産として登場していますwww
デマントイド(Demantoid Garnet)
デマントイドとはガーネットの一種
若葉のような黄緑色をしています
結晶が持つ高い屈折率と、
ダイヤモンドよりも高い分散度を持っていることから
ダイヤモンドのようなという意味のオランダ語が由来
このデマントイドは18世紀の終わりにロシアのウラル山脈で発見され
帝国ロシアを象徴とする宝石になったようです
しかしながら、帝国ロシアが崩壊すると、
その供給元もストップされてしまい、本の僅かでしかないそうな
特に発見場所のロシアのウラル山脈から取れたものは
1カラットうん100万しますwww
最近はナミビアで新たな鉱脈が発見されたようで
市場に出回っているみたいです
ブルーダイヤモンド
ダイヤモンドにホウ素が含まれた場合、青色に輝く宝石となり
ブルーダイヤモンドと呼ばれるようになります
また、このブルーダイヤモンドは呪われた宝石としても有名です
具体的には「ホープダイヤモンド」と呼ばれるブルーダイヤモンドをさします
この宝石の持ち主となったヘンリー・フィリップ・ホープが
この宝石を一家の宝となっていった為にこういう名が付けられました
しかし、これを持っていた人は呪い殺されるという黒い噂で持ち切りです
名前の由来となったホープ家も没落しています
代表的な人として
マリーアントワネットとルイ16世は、
これを手に入れた後にフランス革命にあっています
そのほかにもホープダイヤモンドの原石を発見した(盗んだ)
ジャン・バティスト・タヴェルニエという貿易商は
全財産を失って野良犬に食い殺されたり
寄贈される前の持ち主であったマクリーン夫妻も
息子を交通事故でなくして、夫は気が狂い、娘も変死したとか・・・
現在ではスミソニアン博物館に寄贈され一般公開されています
今では噂が噂をよび、事実無根の尾鰭が色々とついていますが
しかしながら、写真で見たホープダイヤモンドは
何処となくまがまがしいオーラを発していることには間違いありません・・・
パライバトルマリン
これもトルマリンの一種で
1989年にブラジルの「パライバ」という州の
バターリャ鉱山で発見されたからこう呼ばれています
さて特筆すべき事は色
まるで、空の青と水の青を閉じ込めたかのような透き通った青!
更に言うならニョアの瞳のような青い色というべきでしょうかw
これは酸化クロムと銅の相乗効果で出るのですが
この二つは互いに自己主張が強くて、
現実では有り得ない組み合わせなんですねw
まさしく奇跡の宝石ですな
現在では唯一の鉱山であるバターリャ鉱山でも産出は減少していて
1カラットでもかなりの値が張ります
ちなみに、とあるサイトに
0.46カラットのパライバトルマリンがあったのですが
値段は何と1583000円もしました
これを仮にニョアの剣「マクイルショチトル」についていたとして計算すると
約35万ガゼル相当の高額な剣となります!!!
分かりやすく言うならにしんそば約1800杯は食べれる計算ですwww
アポイタカラ
アポイタカラ(青生生魂)はヒヒイロカネと呼ばれるものの別名
竹内文章によるとヒヒイロカネは
ダイヤモンドよりも硬く、永久に錆びない合金だったとか
また、一部ではオリハルコンと同じであるといわれている
その正体は一切不明で、
一説には岩手で産出された餅鉄の加工品ではないかと
考えられているようです
霊炎刀アメノホアカリ
アメノホアカリ(天火明命・彦火明命)のことから来ていると思われる
火明は「穂赤熟」で米の稲穂が熟れて色づく様のことという説が一般的
ホアカリという言葉は「光」の古代語であるという説もあります
ニギハヤヒノミコトと同じであるともされていて
伝承によると天火明命は天照大神の孫とされています
なお、尾張氏の祖先でもあるとされているようで
真清田(ますみだ)神社の祭神となっているそうです
http://www.masumida.or.jp/yuisho/index.html
そのほかにも天照大神が伊勢に移る前に居られたと言う
京都の籠(こも)神社にも鎮座しておられるそうです
http://www.motoise.jp/main/saishin/kono/index.html
こんな感じかな?
これ調べる為に鉱物図鑑なるものを借りて読んだのですが
これがかなりはまりましてwww
同じ成分の石ころなのに、微量な不純物で色が変わるなんて・・・(//∇//)
もうね、なんかたまんないのよ!
しかも、地方によっても違う辺りにマロンがあるじゃあありませんかw
あと、ホープダイヤモンドは
弐寺のMarie Antoinetteっていう曲コメにかかれていますね
http://www.konami.jp/bemani/bm2dx/bm2dx16/song/marie_antoinette.html
まぁ、中の人が同じって言う話だから必然的に出たかもしれませんがw
そして、天火明命を辿っていったら
まさかまさかの地元の神社に着地して
丁度御参りしたばかりだったので思いっきり吹きましたとさwww