はい、変則的ですがお昼の時間にw
上にあるとおりZektbachオフ会の意見を聞きたいので
「チャット」を開きたいと思いますw
日曜日と月曜日夜の8時過ぎからの予定でございます
是非参加してくださいませ・・・
そして、ここから豪華版の本の内容に入ります
モロネタバレなんで
読みたく無い方はここでお引き取りを!!!
なお、持っていない方の為に極力説明はしていますが
「相関図」という図の特性上、言葉で表すのが難しいので
豪華版を持っている方は相関図を見ながら読んで下さい
マシノワ(MASINOWA)のギジリ(GIJIRI)から鏡へ矢印が引かれ
Usurpo(利用する)とかかれています
また、そこからマルクト(MALCHUT)と9人の星の民の鎖が切れ
Corrumpo(破壊し尽くす)とあります
さらに切れた鎖の先から
アンネースに向かってMoveo(動かす)となっています
まずはマシノワのギジリはだれぞやという所からですね
豪華版の歴史の方から引っ張り出すとサザラギ機関の長だそうです
トゥーリに踏み入ったクカルの上司という事ですね
また、ニョアの手記18には彼が行なった一部が書かれていますね
これを要約すると
ギジリ自身は魔力を空船の遺跡から得たようで
これを利用して魔人を生み出す事を覚えたようですが
しかし、それで短命になってしまったともあります
おそらくはその部分がUsurpo(利用する)という点でしょうな
もしかしたらエンカムイの魔人が暴れ始めたのは
短命のギジリが死んだなどして、
治めるものが居なくなったからという点もあるかもしれません
お次はマルクトのお話
マルクトと9人の星の民の鎖は流転の儀式という事ですね
流転の儀式によって、マルクトを含む星の民達は数を適正に保ち、
トゥーリの神木と共にこの星の乱れ(リスタチアによって起こされたもの)を
調和の力で正す役割をしてきました
しかしクカルがやってきてその儀式は失敗
更にマルクトをお持ち帰りしたことにより
このことで星自身が生み出した回復する術がなくなってしまいます・・・
よって鎖(流転の儀式)がサザラギによって壊されたという
言い回しがしてあるわけですねw
ちなみにクカル自身には大変な事をしたという意識は無い様ですが
(ただ、死にそうなマルクトを助けただけ)
星の民達やトゥーリにとっては大変な事をしたという
意識のすれ違いがあります
ここが根本的な問題なのかもしれません
さて、この連れ去り事件で
この星の支配していた因果関係が一つ崩れ去ったわけで
この影響が何処かかしか現れます
豪華版の年表によりますと
マシノワが滅んだ数年後にノヴァリスタで謎の疫病が流行りだしています
地図を見てもらえれば分かると思いますが、
何故離れたところでこんな自体に現れたのか?
ここで思い出してもらいたいのは
ニョアの手記16に書かれている「バタフライエフェクト(バタフライ効果)」
詳しい解説は以前にやりましたので
そちらを見てもらうことに致しまして・・・
http://ameblo.jp/na2sif6/entry-10167185067.html
端的に言うと、この自然界の法則はどんな遠くだろうが現れるということ
自然のバランスという物は
ほんの小さな変化で大きくかわっていってしまうものです・・・
分かりやすい物といえば「エルニーニョ現象」もその一つですからw
そして時の皇帝はこの疫病を恐れてロロへと疫病に罹った人を集め
船に乗せこんで流してしまいました
(このことはゼクトバッハ叙事詩第4章第1節第2話の
『見捨てられた楽園』で読むことができます)
その船は流れに流れて無人島に着き、
ルルドの井戸で助けられてそこへ根付いていくわけです
アンネースはこのルルドの井戸の水を飲んだ女性から生まれた少女
とどのつまり、この連れ去り事件のおかげ(?)で
アンネースが生まれたというわけw(間接的ですが・・・)
これがMoveo(動かす)という理由ですね
・・・今回はここまでw
これで相関図ネタは一通り終わる事に致します
この相関図は全部が詰め込まれていて
それでいて簡潔に一言を添えているだけとは・・・
本当に良く作りこまれているというかんじがしますw
作った人に感謝です!!!