今回も公開されたTurii~Panta rhei~の叙事詩、
第5章をTuriiのムービーに照らし合わせて見ますよ~!
(第5章公式文)
http://www.konami.jp/bemani/bm2dx/bm2dx16/song/turii.html
尚、前回行なったTurii動画の考察を元に行ないますので
まだ見ていない人は先に目を通してください。
(http://ameblo.jp/na2sif6/entry-10180916685.html )
まず復習としてこの絵巻物の見方から
でもってこの絵巻物は二つのお話としてみることが出来ます
一つ目は主に下に書いてある人たちのお話
これはマルクトやクカルが出てくる第5章の流れに沿ったもの
二つ目は上に書いてある人たちのお話
一説には新約聖書のアダムとイヴではないかという話も
とかく、今だ謎に包まれている二組の話ですな
描かれている登場人物は以下の通り
(前回は書いていませんでしたが、このように仮定して見ていく事にします)
地上編 マルクト(黒くて丸い頭をしている)
星の民(マルクトと同じで黒い人型、多少大きさが違う)
クカル(赤い人)
サザラギ機関の人々(魔法使いのような格好の人、他の人よりも大きい)
サザラギの長官?(魔法使いの格好でかつ翡翠の色をした人)
天空編 男の人(この絵の中で最も大きい)
女の人?(長い髪の毛(あるいはレース?)がある人)
蛇(見たまんまでw)
でもって前回はマルクトを拉致っていって、月の蛇についてまででしたな
次のシーンは下の舞台はでっかい船の上へと移ります
サザラギ機関の巨大戦艦といったところでしょうか?
まず、この船の事ですがこれが全然分からないw
どうやら帆の形からすると、この船はガリオン船
スペインの無敵艦隊「アルマダ」とかこの形を採用しているそうで
デカイ3本のマストは風を捕らえきり、安定した速度を保つ事が出来るとか
また船体はロングボートと呼ばれるバイキングが使っていた船に形が近いようです
これは浅瀬に到着できるのが最大の利点
故にバイキングはこの船を奇襲用として用いたんだとか・・・
総合して考えると、どんな場所でもいける探索用の船って奴ですな
なお顔みたいに巨大な目玉をかかれているのは
何もない海の上で方角を定められるように、進路を見逃さないようにという願掛け
今でも海の近くに住んでいる民族の船にこのように書かれている事が多いそうです
そのほかにも海の神様のご機嫌取りとか
怖い顔や強そうな顔を書いてを書いて悪霊退散させるとかの意味もあるとか
ちなみにニョアが海上を漂った時間から考えると
片道2週間、大体一ヶ月近く船の上で過ごす計算になりますね
見張り小屋のような奴が2基あることも
それだけこの船が巨大であるかを物語っています
船上ではサザラギ機関の人たちがひしめいております
まだ未知なる海域に出るわけですから
それだけ警戒が必要っていうことだな、きっとw
あと、此処にクカルの姿がないって言うことは
中で何か会議をしているのでしょうか?
そう考えるとやはりクカルは重要なポストに勤めているっていうことですね
そして、船の上空では守っていた蛇さんがつーっと下へ落下しています
この羽の数は10枚とルシフェル(ルシファー)の羽の数と同じ
まるで地獄に堕ちてゆく姿とも見れますな・・・
その横で女性がどっかに逃げようとして、男の人が追っかけています
月の中で泣いていたので自暴自棄になってしまったのでしょうか?
この後、そのまま男と女は2人揃って落ちてしまいました
このときに彼等は服を着ています
さて、ここで、二組の話の正体の節について触れてみたいと思います
昔流れた説でこの2人はアダムとイブではないかと言う話があります
なぜならエデンの園から追放される時もあの蛇さんに唆されたことが元で、
追放の時に神は服をおあたえになったとされているから
一通りの流れを見るとこれが当てはまるので
アダムとイヴではないかという節の裏付けになっています
此処で象徴しているものを見ると
トゥーリ=エデンの園にあった知恵の樹
男の人=アダム
女の人=イヴ
蛇=アダムとイブを唆した者
・・・となります
しかし、今となってみればトゥーリの仕組みが解明された事で
知恵の樹と結びつけることが無理っぽい気がするので
この節は薄いと私は見ています・・・
個人的な意見ですが、
彼等二人は星の関係に大きく関わっている人ではないでしょうか?
おそらく男性の方は最初から存在する大いなる者、つまり星の意思で
女性の方は外から来た者、リスタチアに大きく関わるものではないかとw
さらに言うならばこの2人はルエシリアと翼を持つ少年のような気がしますな・・・
話は絵巻物の方に戻りましての
二人の落ちた下ではどうやら帰港の報告をしているようです
一番右側にいる翡翠色をした人が多分偉い人
その目の前にはクカルがいて
マルクトが手を差し伸べて何かをしようとしている
後ろにはサザラギ機関の皆様がウジャウジャといますな
マルクトが手を出しているっていうことは
何かを止めようとしているのでしょうか?
クカルが手を引いて連れてこさせているようにも見えますな
これももう少し叙事詩の公開し
そして、最後にマルクトが空中に飛んでいる姿ですね
第5章によりますと・・・
後にクオリアが徐々に目覚めたマルクトは
流転すべきであった自分が存在している事により
この星に大きな混沌を招いている事に気付き自己の存在を無に帰そうとするが
もはや乱れた因果律ではマルクトの存在を消すことができなかった――。
・・・とかかれていますね
どうやらこの場面はマルクトが己の姿を消そうとしている所のようですな
しかし、崩れた因果律でもはや消えない存在になってしまったと・・・
このことから考えると、マルクトが放った自分を消す力はマルクトに作用されず
周りのサザラギの都に影響を及ぼしたという事ですな
となると、あの絵のマルクトの身を曝け出しているような格好は
すべてを悟った故の格好でしょうな
マシノワの街が焼けている(ように見える)のも破壊を連想しやすくするため
絵の周りに書かれた黒い手はは崩壊した因果律を具現化したものかも
さて、気になるものといえば真上には真っ赤な剣がありますな
此処でいう真っ赤な剣とはおそらくリスタチアの事
それがリスタチアとは全く関係なかった星の民のマルクトの
真上にあるとはちょっと怖いですな・・・
マルクトになにかリスタチアの影響が及び始めたのでしょうか?
クオリア、つまり差を感じ始めたマルクトは此処で言う「乱れて」しまい
ある意味でもう既に星の民ではないってことですね
なので星の加護的なものを受けれなくなってしまったのかもしれません
・・・今回は此処まで!!!
絵巻物の部分は第5章の流れに一番詳しく書かれていることであり
この部分で他の複線が解ける期待があるので詳しくやってきました
にしても、筆の進むままでここまで深く書くことになるとはwww
まだまだ他の叙事詩も新たな尺度で見る事ができるってことですなw
色んな方面から見直して新たに光を当てるとするか・・・
・・・でもその前にRistacciaの奴が先だけどなwww