Turii動画の考察Ⅸ ネタバレ注意!  | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

MAYAさんの置土産となったムービー考察も今回でラスト!!!

去りはしたが残ったものはちゃんとある・・・

ノクスとマタン、そして新たに生まれたマルクト

どれも叙事詩を伝える素晴らしい人々じゃあないですか!


再び生み出すかどうかは私たちでは分からないけれど

今は存在を生み出した彼女に感謝し、

そっと送り出して応援するだけだと私は思います



・・・ってMAYAさんの話を語っている場合じゃなかったなw

早速考察行くぞー!!!



今回焦点を当てるのはラストのシーン

マルクトが「ラスパン」と言われる所以となってしまったあれですねwww

よくよく見ると背景も色が違ったりもします

なので何が起こっているのかをジックリ見ます



まず映像を見る前に右・左の意味についてちょこっと押えておきますね


世界的に見ると右、左の意味は

右がいいもの、左が悪いもの」というのが一般的


英語の「right」に正当な・正しいといったのもこの現れですね

イスラムにおける左手=不浄も同じことだといわれています


ただし国や地域によってこれが逆になっている場合もあるので

一概には言えませんので注意

どちらにしろ左右は対極にあるということが一般的です


ここは「右がいいもの、左が悪いもの」としてみていく事にします



さて、右、左の意味が分かった所で例の映像を見てみると・・・


右手を突き出す時は背景は赤

(後ろの光は太陽?)

一瞬後ろの光源からフラッシュあり


左手の時は背景は青

(後ろの光は月?)

こちらは雷が二度程落ちてる

(1回目は手に、2回目は背景に) 



・・・と何か対極な空気満々な感じがしますなw


まずは右手から見て行きまして
右手を突き出すと光源が光り輝きます

これを太陽と捉えるとこれが結構面白い事になってくる


太陽は規則正しく朝になると東から上がり西へ沈む

そして明かりと温かさをもたらし、食べ物の成長に大きく関わってゆく・・・

その様は過去の人々において生活に大きな影響を持ち、

最も身近な不思議であったわけで

各地に太陽は崇高高い支配者、つまり神だとされて崇められてきました


また太陽が毎日毎日同じ位置(厳密に言えば違うのだが)を通るため

この世の全てをみる者

さらには古代において明かりを照らすのは

恐怖や不安を感じさせる暗闇を拭い去るものでもありました


そんなこんなで

太陽からの光を浴びる=祝福っていうわけで
いい物を表す右手に太陽の組み合わせと相成って

聖なるもの表すように思います


具体的に見ると太陽には生物を育てる力もあるので

植物を飛躍的に育てる力かもしれません

古代においては食べ物の確保とかは生きる上で

非常に重要なことでもありましたし

実際にマルクトは立っていた巨大な樹を生やしたっぽいんでw



一方雷を落とした左手

左手の雷は生命の起源を表しているのではないかと推測されます


地球が隕石がぶつかりあって出来たばかりの頃

地球(原始地球)は何も無い無機物の世界でした

ところが雷などの強い力によってが化学変化を起こし

無機物から有機物(アミノ酸など)を作り出し、

その有機物から生命が生まれていきました


・・・とこんな感じの事が起こってたのではないかという

一種の生命の誕生についての学説ですな(化学進化説)

「ユーリー-ミラーの実験」と呼ばれる実験で

生命の起源が科学的に実験されています


また、カバラのセフィロトの樹について

10個のセフィラを第1のケテルから第10のマルクトへつなげると

丁度ジグザクになっています

これをカヴ(稲妻の閃光・炎の剣)といいます

これは神が意思を伝える道筋であり、

順番抜かす事は有り得ないと言う表れでもあります



どちらにしろ雷は生命の起源やら神の命令やらで

何らかの大きな力があったのは間違いなさそうです


・・・ただ気になるのは後ろの月

月には人を狂わす力が存在すると考えられていまして

左手がこれにあるとなるとなんからの悪い影響があるように思います

・・・要するにマルクトが狂ってしまったようにも捉えられるということです




此処からは私の仮説ですが

これらを踏まえて最後のシーンを見ますと

マルクトが生命の進化について暴走させてしまった瞬間?という感じかな


マルクト(の種)はTuriiの中でしか存在しなかったわけですから

何らかの進化について関わる力を持っていたのかもしれません

特に彼女が樹と同化しているハープを弾いたのも

微妙に外見が違っているのも

なんか特別な力を持っていたのかもしれませんな


・・・それをマシノワ人が見つけお持ち帰りをした

名目は「Turiiの文化についての聞き取り」なんかにして

裏ではマルクトに色んな実験とかをしていたような気がする

サザラギ機密文書によると

サザラギ機関は進化について大いに興味があったようだしね

ありえる話だとは思う・・・


そんなことをするサザラギ機関、ひいてはマシノワ人が

マルクト(の中の何か)が許せなくなってしまう

進化は生命の大いなる神秘であり触れてはいけない領域でもあって

それを善しとすることはできなんじゃないかな?


そんでもって怒ったマルクト(の中の何か)が力をフルに解放しちゃって

そのまま街ごと樹海の中に沈めちゃった・・・


沈めた後はマルクとは以前のような明るく豊かな表情は無く

憎しみに似た目で下界を見つめていたので

悪い方向に働いちゃった結果なのかもしれません



自分の考えで〆るのもなんですが

今回のTutiiの考察は一通り終える事にします



ここまで一通り読んで下さって

ありがとうございました!!!m(_ _)m


疲れたなぁ・・・



さて、今後の予定について、

序章のRistacciaをじっくりとムービー中心で

考察しようかなと思います


だけど、いきなり考察ができるわけないので下調べがしたいのと、

Turii考察で疲れてしまったところもあるので

ちょっと一週間ほど時間が欲しいです・・・


土曜・水曜の考察ネタは投下するのでそこのところはご心配なくw


細かい事が決まり次第追々伝えますw