かなり後半になってきたTurii考察!
おそらくは今回含め2回分で一通りは終わる・・・はずw
その後の事は何か考えて起きますわwww
さて今回は樹がいきなり生えてきて
立派な樹に成長しちゃうシーンのところから
ラスパン・・じゃなくってマルクトが引き起こした(?)樹を
ジックリと拝見知ることに致しますかw
まずは樹を生やしたところから
最初になんか光ってから一気に蔦状のものが伸び、
その頂上はマルクトがそびえるかの如く立っています
フラッシュして微妙に見えにくいのですが
・都の中心の建物から何らかの衝撃で樹が生える
(そのとき屋根を抜けているので内側からと思われる)
・そこから周りが暗くなって光の筋らしきものが現れる
・浴びた瞬間から爆発的に成長する
という3ステップを踏んでいるようです
どうやらこの街はマシノワの中心核を成している所のようです
町並みを見ていきますと
中心の建物は中国の北京にある紫禁城(故宮博物院)っぽい感じ
丘の上に建てられていて塀に囲まれてるっぽい
対称に建てられていた楼閣と共に真っ赤な屋根でした
一方、城壁の外側の家々は
くすんだ黄色っぽい屋根が連なってました
中央の城に比べるとこちらの方がまだ日本っぽい建物が多い感じがします
王朝の赤色には太陽や炎といったものに結び付けられており
強い生命力が宿る色とされています
更にこの色を朱色と捉えると、朱色(丹)の原料となるものが
硫黄、水銀といった強い毒性を持つ物質だった為
厄除けや魔除けといった意味もあります
また屋根の色が何処となく黄色っぽかったのは
マルコポーロが記した東方見聞録にある「ジパング」からだと思われます
東方見聞録には
「ジパングは、中国の東の沖約1500海里離れた所にある島国である」
「その国で驚くべき事は金が多いことである」
「宮殿の屋根や床はすべて黄金で拵えられている」
・・・とこんな感じのことを書いています
その話から欧米の人々は「黄金の国ジパング」を目指す所以となったようです
勿論こんなのは日本にない事は皆様お思いでしょうw
筆者のマルコポーロは日本に足を運ばず
中国や元(モンゴル)で聞いた日本の噂を纏めただけと考えられてます
ちなみにこの噂話の元は中尊寺金色堂だとか
遠くから見たときに瓦葺の屋根が光って見えたからだとか
さて何らかの方法で爆発的に育った樹
それをジックリ見るとつる状の茎が
何十にも重なって出来ている事が分かります
元々、植物は「如何に光を得るか(光合成するか)」ということにおいて
しっかりとした茎を作る方法で上に上がり光を得てきました
そのため必然とそこに費やすエネルギーも多くなるわけ
そこでツタは「高い木に巻付いて上に上がる」という方法を取りました
そのため茎はしっかりしなくてもいいので
成長する時のエネルギーが物凄く少なくて澄みます
そのエネルギーで更に育って光合成の範囲を増やすこともできますしね
ああ見えて結構効率的な進化でもあります
しかし、他の木に委ねる方法を取った為か
自分では自立して立てないと言う弱点もあります
でもって例の馬鹿でかい樹に話は戻ります
先ほどいったようにツタは自立は出来ない植物なのに
この樹は立派にツタのみでそびえ立っていますね
(しかも頂上にはマルクトも立っているw)
このようになったのは蔦同士絡み合わせて育っていったと考えられます
実際にある種でもイチジクの仲間でそういったものが存在します
その名も「絞め殺しイチジク」w
へばり付いている元の樹を成長と共に絞めていってしまい、
最終的にその樹を枯れてしまうそうです
おそらくはその絞め殺しイチジクが互いに締め付けて枯れていき
その亡骸の上を更に伝っていくことを
何度も繰り返されて出来たものと思われます
そう考えると所々に芽が出ていることが説明つきますしねw
今回はここまで!
黄金の国を襲った絞め殺しイチジク
多い尽くされた瞬間国は滅び、そして真実は闇の中に・・・
っていう何か古代ロマン感じる話が出来上がってしまいましたwww
そんなわけねぇ!!!
でもそういう話も読んでみたい・・・
話はそれますがこの絞め殺しイチジク
あのラピュタに出てくる巨大な樹の元になったのではないか?!
・・・という話もあるほど、結構似ていたりもしますwww
ラピュタで出ていた巨大飛行石の周りの感じなんか特にそう思えるほど
ついでにラピュタのモデルになったとファンの中でいわれる(公式では否定)
「パロネラパーク」も紹介しておきますw
ホゼ・パロネラという1人の男が夢を叶え、そして儚く散ってしまった
これもまた興味深いお城(・・・というよりも今では廃墟)です
廃墟と程好くマッチした熱帯雨林がとても綺麗ですよw