Zektbach叙事詩 Apocalypse 歌詞考察Ⅷ | Liber Kukulcan

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いつの間にかZektbach考察が主になっちゃってたブログ

過去の考察をお読みになる際には
更新された日付に基づいて書いているのでご注意を

色々ありまして一日遅れてしまいました、申し訳ありませんm(><;)m

でもって今日は最後まで突っ込んでみるぞ~!


最後の連の部分は「殲滅の炎」が呼び出された後から

その後は凍て付いた世界=コキュトスがアンネースの眼下に広がってます。


何故アポカリプスソードの審判が炎による焼き討ちだったのか?

「殲滅の炎」という点で考えると唯一神の使いである天使に密接な関係があると思われます。

天使は元々神の炎からできたと伝えられてきています。

そこから天使の中で最も位の高い天使達『熾天使(セラフィム)』という文字からも推測できます。

(セラフィムという言葉自体も「燃えさかる蛇」というヘブライ語から来ている)

そして天使達は炎を持って罪を裁いている。

ソドムとゴモラは『天からの硫黄と炎』で神の裁きを下され、熾天使の武器も炎で出来ているといいます。

きっとそこからなのかな?

炎が温もりと跡形も無く破壊する姿はまさに神の審判といえたのではないでしょうか。


「コキュトス」ついてはビーマニEXPO曲である『ピアノトロニカ』のTOMOSUKEさんの発言どおり、ダンテの神曲(一応言っておくがあさきのファーストアルバムではない)に書かれている通り。

補足としてはコキュトスは嘆きの川といわれ、その中ではサタン(=ルシファー)が捕らえられています。

そこは凍て付いた世界で裏切り者が永遠に氷に閉ざされるという罰が科せられているそうです。

別見解では神の愛=炎がないからだともいわれているそうな・・・


でもって歌の最後の締めのところ


この音は天国のように聞こえ

私は苦痛の呻き声を、ぼんやりと聞く

それは荘厳な響き


・・・完璧に普通じゃありませんね

燃えさかった後のパチパチとした火が残る音と苦痛の呻き声

まるで阪神淡路大震災を思い出させるかような感じ・・・

そんな状況下でも天国だ荘厳だと言っている所からすれば、彼女の神が言われたとおりの事をした達成感と神との忠誠心がこれほど無く伝わってきますね。明らかに常識的ではないけれど・・・

個人的見解では、覚醒前なら真っ先に怪我人を介抱するような気がする。

覚醒すると「神の仰せのままに・・・」という感情に包まれてしまうのではないか?

リスタチアに飲み込まれた人は目が真っ赤になるみたいだし・・・





・・・さてこれで一通り終わりました

まとめは今度また書きます

次回はブラジャスについての歌詞考察と合い見えることにします。