久々更新。
もろもろ、今年前半でよかったものについて。

・ゲーム
The Last of Us…人間に繁殖する菌が蔓延した世界で、娘を亡くした男と家族を失くした少女が生き残りをかけて旅を続けるFPS。終末世界のリアリティとシナリオが見事。感染者相手のステルス行動時の緊迫感も、ならず者相手のガッツリの銃撃戦どっちも楽しめたのが良かった。

・映画
クラウド・アトラス…複雑に絡み合う6つの時代、様々な人生。豪華なキャストによる演技はもちろん、ストーリー、映像すべてが良かった。特にテーマ音楽、そして物語の核の一つである『クラウド・アトラス六重奏』が感動的。

パシフィック・リム…海の底から突如あらわれたKAIJU!世界を守るため人類の叡智の結晶・イェーガーが人類の生き残りかけ、今…とか、ストーリーはホントどうでも良くて、とにかく「怪獣VS巨大ロボ」の構図に終始ニヤニヤしっ放し。楽しかった!それだけ!

・音楽
Chance The Rapper 『Acid Rap』

Cornelius 『デザインあ』

Fantastic Plastic Machine 『Scal』

THE OTOGIBANASHI'S 『Toy Box』

Paul McCartney 『NEW』

The Reign of Kindo 『Play With Fire』

tofubeats 『lost decade』

0.8秒と衝撃。 『電子音楽の守護神』




ライブに全く行けてない…行きたい…
$na0の転がる石 苔まみれ

Sugar's Campaign 『放課後ゆうれい』
2013年2月20日配信開始

アニメ『ダブルトラブル ~4人は仲良し~』のオープニングを飾る1曲。Dancinthrurhenightsの歌うエンディングテーマ『ダンシンスルーザナイト』とのスプリットシングルとして発売中…って、そんなアニメは無いし、CDも発売もされていない。昨年からハマっているエレクトロポップ・ミュージシャン兼音楽プロデューサーのtofubeats。彼の別名ユニットDancinthrurhenightsとそのオトモダチのSugar's Campaignがおふざけで作ったのが前述のスプリット・シングル。最初はもう一曲の方が目当てだったけど、今ではこちらの方にどっぷりハマってしまい、まったくもって抜け出せない、妙な中毒性のある名曲だ。

「ゆうれい」繋がりからだろうが、’84年の名作映画『ゴーストバスターズ』の主題歌のオマージュにもなっており、当時のアメリカンポップスの雰囲気を持ちながら、現代的なアレンジも洒落も利いている。歌詞はアニメのテーマ曲、という事を意識したラブコメ色の強い内容となっているものの曲全体の雰囲気にも絶妙に相まってこれまたgood。まあ歌詞から連想されるアニメはありきたりでつまらなそうだけど…。
1位 □□□ 『合唱曲 スカイツリー』

理由:「2012年」なればこその1曲。放射線を題材に、日本の現状に切り込んだ意欲作。


2位 livetune Feat. 初音ミク 『Tell You World』

理由:Google Chrome CM曲。初音ミクが真の意味で世界に認められた瞬間。


3位 ももいろクローバーZ 『猛烈宇宙交響曲・第7楽章「無限の愛」』

理由:ももクロ爆発の年。紅白での6人バージョン『行くぜっ!怪盗少女』に静かに涙した。


4位 チャットモンチー 『満月に吠えろ』

理由:2人体制になって最初の曲。担当楽器も変えての決意の1曲。


5位 でんぱ組.inc 『強い気持ち・強い愛』

理由:オザケンの名曲をアイドルがカバー。渋谷 meets アキバ、奇跡の融合。


6位 Heavenstamp 『Decadence』

理由:去年1stアルバムをリリース。ライブでのパフォーマンスと今後への期待を込めて。


7位 moumoon 『Love is Everywhere』

理由:リズム感&サビの語感が抜群。しっかりと力をつけているので今年も期待。


8位 Perfume 『Spending all my time』

理由:これまでとは違い、ソリッドな1曲。世界を見据えたPerfumeの強さと覚悟を再認識。


9位 後藤まりこ 『あたしの衝動』

理由:後藤まりこ復活!彼女の息も絶え絶えのシャウトが、ただそれだけでうれしい。


10位 0.8秒と衝撃 『あなたがここにいてほしい』

理由:曲名に思わずニヤリ。あとは歌とモデル担当、J.M.の美貌に乾杯。それだけじゃないけども。


次点(順不同)

佐々木彩夏 『あーりんは反抗期!』
        ・・・ヒャダインのあーりん愛爆発。収録CDは今では通販限定なので注意。

かせきさいだぁ 『恋の呪文はスキトキメキトキス』
        ・・・おっさんがよく歌った。シンプルで最高。

the telephones 『WoNDeR WoMaN ~WoNDeR Boy version~』
        ・・・以前のMichi.とのコラボ曲のセルフリメイク。アレンジが大成功。

バニラビーンズ 『チョコミントフレーバータイム』
        ・・・バニビ最高!ちなみにアルバムver.も全然違うアレンジでGood。

坂本美雨 『あなたと私の間にあるもの全て愛と呼ぶ』
        ・・・ラブバム(=Love Album)の名に恥じない名曲。歌詞が最高。
na0の転がる石 苔まみれ

口ロロ 『マンパワー』 2012年3月28日発売
RZCM-46929 / Commons


なんといっても『合唱曲 スカイツリー』の素晴らしさを味わってほしい。合唱+ミニドラマ+合唱で構成されているこの曲だが、繰り返される「放射線」の言葉にはじめは背筋がぞくっとする。もちろんソレが今の日本人であれば当然の反応である。だが合唱はこのように続く。

 放射線は 風に乗って 雨になって 君の髪を濡らす
     僕はそう 笑いながら やさしく その髪を撫でる


放射線に萎縮するのではなく、絶望を希望にかえていこうとする意思の力をこの1年でたくさん目の当たりにしてきた。大きくなったのはスカイツリーだけではない。この1年で大きくなっていたものはなんなのか、今一度再確認するべきである。今こそ本当に大切な物がわかるだろう。

もちろん、この曲だけではなくほかの曲もどれも素晴らしい。アルバムのテーマは文字通り「マンパワー」人々の力そのものである。曲だけでなく、このアルバムを作るために坂本美雨や環ROYらたくさんの人々が集まったということ自体に目頭が熱くなる。

今年の1番が(((さらうんど)))であることは今のところ揺るがないが、それは(((さらうんど)))のアルバムが持つ楽曲自体の普遍的な良さからの判断であって、2012年、3.11から1年というその特殊な条件下においてならば、『マンパワー』はその特異性を活かしきっている。しかしその分、賞味期限は短い。その賞味期限をできる限りのばしていくことがこの先我々の課題なのだろう。
アルバム編

(((さらうんど))) 『(((さらうんど)))』

理由:風街であり、FISHMANSであり、ゆら帝であり、YMOであり、筒井康隆であり、佐野元春でもあった。日本の偉大なる文化表現の神髄。

東京事変 『東京コレクション』

理由:涙無くして再生できない事変のラスト・アルバムであり、ライブ・ベスト+新曲。『OSCA』間奏のギターソロで一瞬現れたAerosmithに神をみた。

Lana Del Rey 『Born To Die』

理由:早くも現れたアンチ・レディー・ガガ。ヒップホップマナーの気怠いヴォーカルにストリングスがベストマッチ。

Sleigh Bells 『Reign of Terror』

理由:1stに比べ中毒性は薄れたが、1曲ごとの精度が明らかに増した。正に『オルタナティブ・ロック』な1枚。


楽曲編

ももいろクローバーZ 『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』

理由:イエス!ももクロイエス!

チャットモンチー 『満月に吠えろ』

理由:2人体制になっての初の楽曲。決心やら寂しさやら虚勢やら未来やらが込められた遠吠えに静かに泣いた。

livetunes feat. 初音ミク 『Tell Your World』

理由:Google Chrome CM曲。「つながり」をテーマにした正に現代日本のテーマミュージック。

中村一義 『運命』

理由:ヴェートーヴェンの交響曲第5番『運命』の大胆なアレンジと中村一義ポップスの奇跡的な融合。