2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。

当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。

お読み頂けたら嬉しいです。


なるさん(主人)会社員

 パート

たろう(息子)高校生・ラグビー部

ことり(娘)小学生


2019.8.16

昨晩は、久々に眠れたようだ。

CTの結果、悪くはなっていないと分かり、ほっとしたのと、投与後、1日、2日はアレルギー薬のおかげで痒みもおさまっているからかもしれない。


そして、いよいよ、夕方から痒みが出てきた。


夕食後、むせてもどてしまった。

ここからが、きついねタラー

せめて、少しでもよく眠れますように。




2019.8.17

午後、ことりを連れて、なるさんの実家へ行った。


夕方から、お祭りと盆踊りがあるので、私が学生の頃、祖母に作ってもらった浴衣をことりに着せた。

ピッタリ。

大きくなったなぁ。

なんだか、大人っぽく見える。


今日はそのまま、ことりだけ、いとことお泊まり。

楽しい時間が過ごせますように。


2019.8.18

たろうのラグビーの練習試合を見に行ったラグビー

流石に、暑さにやられ、見ているのもきつかったガーン

そんな中で、ラグビーをしているなんて、信じられないアセアセ


スゴイなぁ

みんな、頑張っているなぁ





2019.8.19

夕方、なるさんの実家に、ことりを迎えに行くと、疲れ切った顔をしていた。


とても楽しかったようだが、繊細なことりは、あまり眠れなかったそう。

2泊が限界かな?

ゆっくり休んで、明日は元気いっぱいの笑顔が見られるといいな。


なるさんは、夕食後、苦しくなり

「お腹がカチコチになった」

と座る事もできずに、しばらく立って、苦しみに耐えていた。 


座れなくなるのは初めての事ガーン