2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2019.8.15
G病院 パクリタキセル 8回目
CT検査
お盆だったからか、道路が空いていて、8時前に病院に着いてしまった。採血もCTも診察も、あまり待たずに済んだ。
CT検査の結果
縮小はしてないが、拡大もしていないので、抗がん剤の効果ありという診断。
なるさんは、2、3日眠れず、あまり体調が良くないとの事だが、血液検査の結果もクリア。
今日、抗がん剤を投与して、来週は、お休みになった。
今日は、心配していたアレルギー反応も出なかった。
しかし、帰る途中で、腹痛によりトイレ立ち寄った。
通常の腹痛なのか
新たな副作用なのか
は不明。
会計 19,570円
CTの結果が出るまでは、とても不安だったが、この抗がん剤治療が無駄な治療ではないと分かりよかった。
命がまた、繋がった。
だが、本人にとっては、この抗がん剤が、少しずつ、ボディーブローのように効いてきて、終わりなき、副作用との戦いが続く。
不安の中で
そう思うと、何とも複雑な気持ちだ
しかし、縮小していないとは…
癌めもう少し、希望を与えてくれたっていいじゃないか