2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。

当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。

お読み頂けたら嬉しいです。


なるさん(主人)会社員

 パート

たろう(息子)高校生・ラグビー部

ことり(娘)小学生


2019.5.12

朝起きると、なるさんが、頭痛と体の

痛みを訴えた。

熱はないが、目に力がなく、とても辛そう。

1日中、元気なく、ソファーでじっと耐えていた。

夜痛み止めを飲んだら、少し楽になったよう。

どうか、よく眠れますように。





2019.5.13

今日からまた仕事へ行ったなるさん。

昨日、体調が悪かった為、心配だったが、行きも帰りも歩いて駅まで行った。

無事帰宅して、ほっとした。





2019.5.14

G病院病院 消化管内科


今日は13時半からの予約。

採血で、50分待ちガーン

診察も、いつものように、1時間半位待ったが、何とか17時までに帰宅できた。


白血球の数は、低下しているものの、腫瘍マーカーの数値は良いとのことでほっとした。


28日にCTを撮って、結果を見るそうだ。

抗がん剤が効いて、良い結果が出ることを祈るばかりだ。



薬コリ止めが足りなかった理由は、病棟の看護師さんが渡し忘れたからだそう。


一度、自宅に連絡してくれたみたいだが、留守電に用件を言わず、そのまま切ってしまったようで、連絡があった事も、分からなかった。


ひどい泣


コリ止め薬

それ程、重要な薬ではないかもしれない。でも、患者にとっては、少しでも苦痛を和らげる、大事な薬だ。

これからは、こちらも確認しないと。

患者本人は、治療で精一杯だから、退院時、私が確認しよう。


会計札束 5,090円