今朝、昨日の件で早々に母から謝罪の電話。
昨日、母自ら電話をガチャ切りしたあと、よく考えたら今回の件は ”自分から余計な体調の話をしたのがきっかけだったこと” と、私はそんなつもりはなかったのだが、どうやら言葉の端から”私がパニック症を悪化させてしまっているのではないかと感じたこと” を理由に『逆に気を遣わせてしまい申し訳ない』と言われた。
厳密にはパニック症ではなくて離人症が悪化してるんだが、別に母が原因というわけではないものの、昨日はどちらかというとやや現実感喪失のほうが強かったかな。
『いずれにせよ、細胞診をして何事もなければ連絡して欲しい。ただ、もし悪性リンパ腫だったときは何も言ってこなくていい。連絡なければそういうことだと思うから』と伝えると、母は『自分の体は自分がよく分かるというけど、私は自覚症状もまったくないし、むしろ体も軽いし頭もスッキリしていて、他の同年代の人たちよりも健康だと感じてるくらいだ。これで病気だと言われても俄かには信じられないし、主治医も”大したことないと思う” って言ってくれてるから、私のことは心配しないで』と答えた。
うん、まぁ、別に母のことを心配をしてるわけじゃないんだよなぁ。
母とはビミョーに会話がズレるというか、やっぱりあまりこちらの言いたいことは伝わってない気がする。
”パニック症を悪化させたら申し訳ない” という、そこの配慮は有難いんだが、そこに関しても、母に何かあろうがなかろうが、この世の自然の摂理(老い・死)に関して受容できてない自分がいるから動揺して離人するのであって、それは人類が自分の気がすむまで生きられるようにならない限り、どうにもならんのよ。
冷たいようだけど、以前の記事にも書いたように、80歳まで生きてくれたら私的にはもう御の字なんで、母の病気や寿命を心配してるというよりは、どちらかというと自分のメンタルを心配してるだけ。
だから、母に何かあっても自分の耳に入らなきゃいいと思ってるし、実家も出禁で妹や父とは20年位絶縁していて、母ともこのままフェードアウトしちゃえば自分のメンタルも脅かされずに済むことを考えれば、老い先短い母とだけ繋がってる必要ってあるんかな?ともふと思った。
母との縁が復活したのは、6年前に娘を引き取ったときに『今までずっと会えなかったんだから、せっかくだし一度くらい孫に会わせてやろうかな』という私の孝行心が芽生えたせいであって、それまでは母とも10年ぐらい疎遠だったのだ。
母になにかあれば、感受性の強い私の娘も相応のショックを受けることは容易に想像がつく。
それを考えても、適度な距離は必要だし、あまりこちらから積極的にコンタクト取らない方がいいんだろう。
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