*カバー画像はイメージです。
朝から実家の母と電話口で大喧嘩。
”がんかも知れない” という話の流れで、私からの『来年3月の細胞診じゃ遅いから早めてもらったら?』というアドバイスに従い、母が先週、妹に付き添ってもらい、検査してくれた総合病院の主治医を訪ね、検査を早めてもらえるように頼みに行ったらしい。
詳細はコチラ⇩
主治医は快く『いつでも空いてるので早めたいなら年明けすぐにでもできますよ』と言ってくれたそうだ。
で、よくよく話を訊いてみると、なんか私も勘違いしてたり見当違いのことを書いてた。
前回、母ががんの疑いを指摘された検査は、あくまで大腸がんを早期発見するための大腸内視鏡だった(悪性リンパ腫は無関係)。
検査をした技師とその画像を見て診断する医師は別の人物。
大腸の内視鏡をした技師は医者ではないようだが、なぜか患者に画像と一緒に渡す 検査結果の紙へ ”悪性リンパ腫の疑い” とメモを書いていたようだ。
悪性リンパ腫は血液のがん(原因は関節リウマチなどの自己免疫疾患もあるそうだが、80歳の年齢から考えると老化という説もあり)。
でも、今回それが見つかったのは肛門付近(このあたりが私の理解不足だったせいで、リンパ種をただの腫瘍と勘違いして肛門がんと早とちりしてしまった)。
検査技師の撮った画像とメモをみて『私が見た限り悪いものじゃないですね』と言ったのは、消化器内科が専門の医師。
次回の細胞診をやるのも消化器内科(肛門付近の細胞をとるから)。
でも、悪性だと判ったら、血液科のある病院へ転院する。
このあたりで素人的には「???」という疑問符がいろいろと湧くのだが。
- なんで大腸内視鏡で血液のがんが分かったんだろう?
- 悪性リンパ腫が血液のがんなら、なぜすぐに血液科のある病院へ紹介状書かないんだろう?(細胞とる検査だけならどこでもできるから?)
- いつでも検査できて、かつ技師が悪性の疑いと書いてあるのに3カ月も先の細胞診を提案したのはなぜだろう?(改めて悪性リンパ腫と診断された80代の人の家族のブログを読むと、予後の悪いウイルス性のリンパ腫だと ” 抗がん剤の治療をしても7割の人が平均余命10か月。3割は改善” と医者から言われたらしく、その方は病気判明後1年ほどで亡くなっている)
そんなに悠長に構える意味が分からないのだが、80歳超えてるし、下手すると緩和ケアを提案することになるから、今更慌ててもしょうがないってことなのかな。
というか、医者自身、専門外で、その病院は血液科がないのに、今の段階で他の病院へ紹介しないのはまだ確定してないから?
母に尋ねたところで、そういうことに興味がないのか、医者からの説明に対してただ聞いてるだけで「質問」「確認」しないし、あとで私が「これはどうなんだ?」と訊いても「こういうことじゃない?」と自分の考えに摩り替えたりして埒があかない。
で、母は何を言っても二言目には『なるようにしかならない』とか『もう考えても無駄』と脳内逃避をしていて、こっちはそういう話が訊きたいわけじゃねぇんだよなぁ。
私もパニック症だから、本人が怖くてそういう対応になるのは分かるけど、こっちからしたらそういう態度って「投げやり」や「諦め」にしか受け取れなくて『どうでもいいなら別にいいけど』と言うと『どうでもいいわけない!』と怒る。
母は『騒いだところで私がやれることなんかないでしょ!!』と言うのだが、そういう問題じゃねぇし。
もうちょっと自分のために頭使って動いて欲しいんだが、それが伝わらない。
年齢を言い訳にしているが、昔から必要な情報もまったく集めないので、あとになってああだこうだ言う。
検査を早めてもらうことだって私が言わなきゃ医者の言われるがまま、何もしなかっただろう。
しかも、早くて1月4日に再検査してもらえるところを、母は ”正月早々はヤだから” と言って、なぜか11日に検査をすることにしたらしい。
最悪のことを考えたら少しでも結果を先延ばしにしたいというのがあるんだろうが、この期に及んで1週間遅いことでなにか変わるんか。
そう言うと『お前が早めろと言ったから早めたのにまだ文句を言うのか!』と大喧嘩になり、母から一方的にガチャ切りされた。
まぁ、もともと母とは相性悪いし、母は感情的になると極端な物言いをして話にならないので、それはいつものことだ。
どうせまたほとぼりが冷めたら向こうから連絡してくるだろうし、それこそ結果が良かったら何も連絡こない可能性もあるが、それならそれでいいし。
こういうところは自分でも意外だが、母のそういうことに直面すると気分は凹む一方で ”残された父親はどうすんだよ(誰が世話するんだ?)” とか、割と現実的なことを考えてる自分もいる。
うちはちょっと家庭環境が複雑で、母とは電話をしたり、母がうちへ遊びに来たり、子どもたちが私の実家へ遊びに行くことは可能なのだが、私自身は実家の敷居を跨ぐことをここ20年近く禁じられていて、父はもちろん、妹や姪たちとも同じ年数くらい直接話もしていないし会ってもいない。
もともとパニック症なので、今住んでる都内から大阪の実家に行くのも一苦労だし、そこは別にいいのだが。
父や妹や姪たちと仲が悪いわけじゃなく、母の希望でそういう風になっていて、妹は母から説明されて理解してるが父は何も知らされておらず ”なんだかいつの間にか知らない間に百鬼とは疎遠になってるな” と思ってはいるのかも知れない。
ただ、父からは何もリアクションしてこない。
そういう厄介な事情があるので、母一人だけが私と繋がっている手前、母になにかあってその後を考えると憂鬱なんだ。
母は私に ”別にこっちのことなんて気にしなきゃいいでしょ? 実家に戻ってこなきゃいけない理由でもあるの?” と若干、挑発的なんだが、それは母が自分は何もかも事情を把握していて自分は困らないからそう言うのであって、残された側になると今まで母経由だったものをすべて直接やるのか、それとも無視するのか、方針を変えなきゃいけなくて、いっそ母に何かあったら父や妹たちとは縁切ることも視野に入れなきゃいけなくなる。
それで父や妹が納得すりゃいいけど、”なんで百鬼だけ自分の面倒みないんだ?” と何も知らない父に言われるのもややこしい。
というか、私自身、今メンタル絶不調なんだが、こういうの重なるのはホント勘弁して欲しいんだけど。
こういうときは、自分の母親とはいえ、私もまずは自分のことだけに専念したほうがいいんだろうなぁ。
とりあえず当分連絡ないと思うから、しばらくは平和に過ごせそうか。
その間にしっかり自分も治療しておこう。
母に何かあったらまた多少なりともメンタル影響受けそうだし。
「50代のオヤジも悪くないな」と思ったら、応援ポチお願いします