Invitation。10~花火。番外編~ | 潤いと和み。

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大丈夫な方のみ、お進みください♡

妄想blです。




お嫌いな方はスルーで。








うちとは違う、可愛らしい感じのリビング。
ピンクと白でコーディネートしてあるのかな?
じゅんくんのお母さんの雰囲気とよく似ているなぁって思って、ついキョロキョロしてしまった。

「どうした?」

クスクスと笑うように聞くじゅんくん。

「なんか、じゅんくんのお母さんっぽいお部屋だなぁと思って。うちと違って可愛いなぁと思ったの。」

「可愛いとか、かずくんいい子ー♡」
「部屋が、だよ。母さんの事じゃないからね。」

キッチンにいるじゅんくんのお母さんを見て、母ちゃんから持たされたお土産を思い出した。

「じゅんくんのお母さん、これ母ちゃんからです。おやつに食べてって。」

じゅんくんのお母さんに、箱を差し出す。

「あ、たい焼き!?ありがとうー!かずママからLINE貰って、楽しみにしてたの。」

ホントに嬉しそうに笑って受け取ってくれたから、こっちまで何だか嬉しくなる。

「あ、かずくん。」
「はい。」
「おばさんの事は、潤ママって呼んでいいからね♡」
「あ・・・はい。」

いきなり潤ママって呼ぶの、ハードル高くない!?

「母さん、とりあえず荷物置きに部屋に上がるから。」
「置いたらまた降りてくる?」
「んー・・・少しゆっくりしたら、降りてくる。」
「少しね!?なるべく早く、少しね!!」

はいはいって軽くあしらうじゅんくん。

じゅんくんのお母さんがヒラヒラと手を振るから、思わずオレも手を振り返して。

じゅんくんを追いかけるように階段を上がった。