Invitation。9~花火。番外編~ | 潤いと和み。

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末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡

妄想blです。



お嫌いな方はスルーで。








じゅんくんの自転車に二人乗りして
いつもと違う道を走る。

「かず、緊張してるー?」
「・・・少し。」
「手が、強ばってるよ。」

だって。

「しょうがないじゃん。初めてなんだもん。」
「大丈夫だよー。」

じゅんくんはそう言って笑うけど。

だって。
やっぱ、さ?

ドキドキするよね。

変な事言っちゃったらどうしようとか。
きっと、オレとじゅんくんの事は知らないだろうから、ちゃんと友達にみえるようにしなきゃとか。

ちゃんと出来るかな、とか・・・。


そんな心配ばかりしてしまう。
それなのに、じゅんくんはいつもと変わらない様子で。

それが何か・・・

何か・・・


なんか・・・さ?





自転車が、キッと停まって。
じゅんくんの家に着いてしまった。

「はい、とうちゃくー!」
「はーい。ありがとう。」

玄関脇に自転車を停めるじゅんくんを待って、
一緒に玄関に入った。



「母さーん。かず来たよー!」

奥に向かって大きな声を掛けるじゅんくん。
はーい!って返事が聞こえたと思ったら、正面のドアが開いてじゅんくんのお母さんが顔を出した。

「かずくーん♡」

両手を広げて小走りで出てきたじゅんくんのお母さん。

「あ、こんにちわ。」

緊張しながらも挨拶をすると、広げた両手でハグされそうになった。
その手をじゅんくんが掴んで。
ハグしようとするのを阻止してる。

「母さん、やめろ。かずが怖がるから。」
「だって、ずーっと来てくれるの待ってたんだもん♡かずくん、いらっしゃい♡」

二人の姿がおかしくて、何か少し笑えた。

「お邪魔します。」

靴を脱いで、出してくれたスリッパを履いて。


じゅんくんのお母さんがどうぞー♡ってリビングへ通してくれた。