Invitation。1 ~花火。番外編~ | 潤いと和み。

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末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
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大丈夫な方のみ、お進みください♡



妄想blです。





お嫌いな方はスルーで。






「かずーっ!」

昼休み。
A組の教室に行って入り口から呼べば、窓際の席にいたかずが顔を上げた。

「じゅんくん!」

オレの名前を呼ぶと同時に、弾けるみたいに笑うかず。
うん、今日も可愛い。

「今日、いつもの場所で弁当食おうよ。」

そう言うと大きく頷いて、弁当の入ったトートバッグを手にこちらに小走りで近付いてくる。

「最近、いつもあそこだね。気に入ったの?」
「うん。」

体育祭が終わるまではみんなでワイワイ教室で食べていた弁当は、今はお気に入りの場所でかずと2人で食べている。

中庭にある芝生にラウンドタオルを敷いて。
食べ終わったら2人で寝転がって。
まだ昼間は暑い日が多いけど、木陰ならだいぶ涼しくて風が通ると気持ちいい。

2人で話しながら廊下を歩いて目当ての場所に向かう。
姉ちゃんが夏に彼氏と海に行った時に買ったラウンドタオル。
もう今年は使わないからって、天気がいい日には借りて使わせて貰っている。

「かず、ちょっと持ってて。」

弁当をかずに預けて、広げたラウンドタオルを芝生に敷いて。

「はい。いいよー。」

声を掛けると、

「はーい。お邪魔します。」

いつもの会話で靴を脱いで2人で座る。



「じゅんくん、今日のメインは何?」
「生姜焼き。かずは?」
「唐揚げ!替えっこする?」

返事をする前にご飯の上に置いてくれる唐揚げ。
おばさんの唐揚げ、美味いから好き。
お返しに生姜焼きをかずの弁当箱の空いたスペースに置いた。

「じゅんママの生姜焼き、美味しいから好きー。」

可愛く笑うかず。
そんな可愛いかずが好きー。
心の中だけで思った。

だって。
ここ学校だし。
恥ずかしいし。
言えば、きっとかずの顔も赤くなる。
そうなったかずは、もっと可愛くて。
キスしたくなっちゃうから。

だから、口には出さずに心の中だけで思う。