青のフラッグ^・ω・^ | ゆにふぉーむ屋さんのぶろぐ^・ω・^
数年前にちょっと話題になっていたときに1話くらいを読んで
これは好きなのでまとめて今度読もう…と思っていたら完結していたので、まとめ買いして読みました。
全8巻とは思えないくらい内容が濃かった…。

▼あらすじ(引用)

人生の岐路に立つ高3の春――。
一ノ瀬太一は、なぜか苦手と感じる空勢二葉、幼馴染でリア充な三田桃真の2人と同じクラスになる。
ある日、二葉から桃真への恋心を打ち明けられ、協力してほしいと頼まれた太一は…!?
青春に染まりゆく3人の新“純”愛物語、開幕!


▼ジャンププラスで5話まで読めるので気になった方はまずこちら
https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028800124


5話で、これは複雑な四角関係…!?と思わせておいて
すべての「感情」、「価値観」や「関係性」を認めあっていこう、という
もっと大きなものがテーマだったのかなと読み終えてから感じました。

最後の方になるにつれて「話し合う」シーンが多いんですけど
あとがきで作者の方が
「なんで世の中の青春マンガは話し合わないんだ!?と思ったので徹底的に話し合いしました」と
書いてあってなるほどな~と思いました。
話し合いの内容も深いんですよね…。

結局、差別とか偏見とか、「良くないもの」だと言われるし、ないに越したことないと思うんですが
「理解できない」とか「好きじゃない」という感情を突っぱねて
「それはいけない!理解するべきだ」と強要するのも差別なんですよね。
どこかで折り合いつけないと、一緒にはいられない。
価値観が違うからとあんなに喧嘩してたのに数日後あっさり仲直りしてる、
でもそうやって生きてくしかないのでは、と思いました。
もう1回読みたいな、処理しきれたような、しきれていないような。

青春群像劇好きな人におすすめです。
「フルーツバスケット」染みる人は多分すきだと思います…!