ゲーム日和^・ω・^ | ゆにふぉーむ屋さんのぶろぐ^・ω・^
雷子というゲームをやるためにVitaを買った私ですが(DS版も持ってる)、
ゲームにここまで真剣にハマッたのは、実は初めてかも知れません。
この作品のシナリオがとても面白くて、オリジナルゲームってすごいなあと思ったのです。

三国志というか、中国歴史にものすごく詳しい方がシナリオを書いているらしく
全4部作になるそうで、この「雷子」はその第1部で、三国志の話となっています。
次回発売が予定されているのは、呉越が舞台の話だそうです。

もともとそんなにゲームしないので、途中で進められなくなったらどうしよう…と思っていたのですが、
製作者の方が「シュミレーションゲームはおまけのようなものだ!」と広報用の動画でおっしゃっていて
ゲーム苦手な私でもクリアすることが出来ました^・ω・^
とにかくシナリオがメインだ!と豪語するだけあって、
話を進めるにつれて続きが気になり、途中でやめられなくなってきます。

ストーリーは、主人公が別の時代から三国の時代にタイムスリップしてくる形でゲームが始まります。
トリップした先で張飛と出会い、劉備軍に入り、諸葛亮孔明の弟子になります。

最初は流れに身を任せるままに、劉備軍として戦に参加する主人公ですが
呉や魏の人物たちと関わり、乱世で戦を続けるにつれて
「時代とは一体なんなのか」ということを考えるようになっていきます。

ゲームは蜀編(主人公が劉備軍に入る~劉備軍が終わるまで)、
呉編(呉側から見た同じ時系列のエピソード、陸遜が主人公)、
魏編(曹操軍から見た同じ時系列のエピソード、メインで操作するキャラクターはおらず、曹操軍のいろんな武将で戦っていきます)、この3つが終わると、公開されていない4つ目のシナリオが始まります。

蜀・呉・魏編はわりと歴史の流れに添っているお話のため、登場人物がバタバタ死んでいきます…。
戦なので仕方ないのですが、キャラクターに愛着が出てきたあたりで物語が不穏な方向に進んでいくのがつらいです。
ですが、ここでの悲劇を乗り越えた先の4つ目のストーリーが本当に面白い…^・ω・^
主人公の覚悟に感情移入できるし、ストーリーの展開が爽快です。


個性のあるキャラクターもこのゲームの魅力なのですが、
登場する武将などの半分くらいが女の子になっています。
最初に出会う張飛をはじめとする、劉備・関羽・張飛は三姉妹で、諸葛亮孔明も女性です。
女性にする必要があったかどうかは…まあよくわかんないですが
キャラクターのバランスがいいので、個人的には女性でもアリだなあと思いました。
(そもそも三国志をちゃんと知らなかったからっていうのもあるんでしょうけど)

どの軍のキャラクターも好きですが、呉の面子が特に好きです。
他の軍よりも結束力がある感じで、キャラクターたちの会話が楽しいです。
自分で呉軍で一番強いと称する甘寧は口が悪いけど、根は優しくて憎めないキャラで
それを抑える凌統も、自分で「甘寧の子守です」とか言ってて仲の良さにほっこりします。
女性なのに女扱いされないという周泰も、お調子者で姉御肌の頼れる感じで
ちょっとセクシーな衣装の呂蒙はみんなのまとめ役。
陸遜はそんな呂蒙を姉と慕う、頭の良い女の子です。
他にも、軍師・周瑜、徐盛や朱桓、蒋欽、黄蓋などの武将も登場します^・ω・^
孫権はもちろん登場しますが、戦には参加しません(´・ω・`)

ゲーム中キャラクターの会話は、あまり堅苦しい感じでもなく、
くだけた話し方のキャラクターの方が多いのでアニメや漫画を楽しむ感覚です^・ω・^
シリアスな場面はつらいシーンも多いのですが、
わりとギャグっぽいシーンも多かったりして面白いです^・ω・^
おまけシナリオは日常ギャグっぽいノリのストーリーがいくつか見れたりして
ゲームクリア後もちょっと楽しめます。


なんだか猛烈に長くなりましたが、
ストーリーをとことん楽しめるゲーム、ということが言いたいだけです❤(ӦvӦ。)

続編はいつ発売されるかわかりませんが、次も期待です^・ω・^