こんにちは、一筆龍絵師 永田です。
一筆龍絵師ならば、必ず手に入れたい!と思う(多分・・・)
真っ黒なケンラン紙が届きました!
かなり分厚いものを選んだのですがそれには理由があって、
できる限り龍を描いたあとに紙が歪まないようにするためです。
色が黒いというのもありどっしりと重厚感があって、
土台としての安定感を感じます。
「うむうむ、思う存分描くがよいぞ!」って感じ(笑)
真っ黒な紙に描くためのベース色は”白”です。
今まではずっと”金”ベースで白い紙に描いていましたので、初めての試みです。
水を加え、白塗料の場合はその他に”ドーサ液”というものを混ぜるのですが、
主成分は膠(ニカワ)で、分散剤として利用します。
何で分散材を混ぜるの?
ですが・・・
ドーサ液を混ぜることによって、
にじみにくくして龍のウロコがくっきりと表現できるようにするんですよ。
ドーサ液なんてものは、もともと全く知らなかったので、
工夫を凝らし、とことん突き詰めた先人に感謝です!
とはいえ、分量が全く分からないので
とりあえず適当にやってみる(笑)
そして、早速ケンラン紙に龍を描きました。
白龍
ご覧のとおり、白がほとんど出ていないので、
水やドーサ液の分量に工夫が必要です。
(白塗料を1本丸ごと使ったので、大量に発注しました)
でも、龍のウロコはばっちり表現できているので、ドーサ液の効果ですね。
しばらく団扇や扇子に描いていたのと
今まで使っていた白い専用紙とはまた質感が違うので、
練習を重ねて慣れていきます。
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