【2記事目】素人とプロが描く一筆龍の決定的な違い | 唯一無二の生きた”一筆龍”をあなたに

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こんにちは、永田です。

 

 


心待ちにしているメイン筆は、まだ届きませんが・・・
 

5/29は『昇龍』を描いてみました。
 

 

 


胴体うっすぅ~い(笑)




あっ!!ひげを描くの忘れた!今気づいた・・・
 

 

何となく、玉を掴んでいるように見えますでしょうか?

 

 

 

墨汁をそのまま使うと真っ黒になるだけで、

 

龍のウロコが表現できないんです。
 

 

 

なので一定量の水を混ぜるんですけど、

 

分量バランスがまだ掴めていませんね。
 

 

 

濃すぎても薄すぎてもダメなんだということを学びました。
 

その分量が感覚的に掴めるまでは、試し書きをしてから望みます。

 

 

 

 

京都一筆龍 絵師の手島さんの昇龍作品を、

 

見よう見まねで描きました。
 

 

 

手島さんの描く絵は昔ながらの一筆龍を進化させ、

 

金粉もふんだんに使って豪華絢爛な印象ですが、

 

黒龍さんも描いています。

 

 

並べてみましょう。
 

 


手島さんの黒龍も黒と灰色の濃淡を使い分けていますが、

 

その他の装飾はなくとも華やかさがあります。
 

 

私が描いた龍も、まぁ何とか・・・龍には見えますよね?
 

 

 

当然クオリティは全く及びませんが、

 

じゃあ、プロと素人の決定的な違いってなんだろう?

 

二つの絵を並べて考えました。
 

 

 

 

 

 

 

んで、見つけました!
 

 

 

 

 

 

『龍』ってクネクネしています。
 

 

手島さんの龍は、今にも紙から飛び出しそうな勢いと力強さを感じます。
 

 

 

そして、クネクネした胴体部分が、

 

とっても滑らかに描かれているのが分かりますか?
 

胴体の太さも一定で、クネクネ部分との太さの強弱があります。

 

 


私の龍はガッタカタなのが分かりますか?分かりますよね(笑)
 

このクネクネ胴体の”滑らかさ”が、

 

『まるで龍が生きている!』「力強い!」

 

感じる要素になるんだと気付きました。

 

 

 

 

当然、手島さんは様々な筆を何本も試した結果、

 

最適なものを見つけ出したと思うんですけど、

 

何よりも努力の賜物なのだと感じます。
 

 

私が手島さんの筆を扱っても、今は同じように描けません。



手島さんは試行錯誤と努力を重ねてここに行きついたのだと思います。
 

 

そして私はその高い洞察力(笑) から決定的な違いに気付いた。
 

 

 

つまり、『課題』を見つけられたってことです。
 

 

 

大きな収穫です。

 

 

 

そして、焦らずに技術と心を磨いていきます。




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