こんにちは、永田です。
前回の、【サラリーマン】その後の転職先とサラリーマン卒業へ ~その壱~
をご覧いただきありがとうございます。
異動先の部署にて順調に業務をこなしていました。
しかし、2016年5月中旬、転機がありました。
クライアント(取引先)から本社に集まるよう
お呼び立てがあり、私たちの会社だけではなく、
競合他社も多数集まっていました。
当時、全国のあちらこちらにあるセンターを1ヶ所に集約し、
そのセンターにほとんどのコールセンター業務を委託したい、
ついては、一定の条件にあった提案書を提示して欲しい。
つまり、競合他社との提案型のコンペを行う、いうことになりました。
勝ち取れば、大幅な売り上げ増加となり、
負ければ仕事を失うことになります。
私が見ていたセンターは、すでに二つの業務を受託していましたから、
他センターよりは優位であると思い込んでいました。
提案実施日までは、毎日夜中まで上司と提案書を作成していました。
短い期間の中で提案書を完成させ、いざクライアント本社にて提案。
2016年6月中旬に結果が出ました。
残念ながら私の会社は選択されず、他社が勝ち取りました。
私がマネージャーとして見ていた部署は、
2016年12月末をもってクローズすることが決定。
そんな、現実をまったく知らないスタッフは、
いつものように一生懸命顧客対応を行い、
管理者は必死にクレーム対応をしている・・・
これはかなり、
精神的にキツかったです・・・
早く伝えたい気持ちが個人的には強くあったのですが、
今、ハレーションを発生させたくないことや、
早期退職を促進する可能性もあり、
11月くらいまでは会社の意向もあり伝えられませんでした。
スタッフが50名近くいましたから、
そのスタッフたちが、これからも継続して勤務ができるよう、
異動先も含め奔走しました。
そんな中、11月から開始する、アウトバウンドでの獲得業務を会社が受託し、
その責任者として従事して欲しいと打診がありました。
この仕事は2017年3月末まで行い、競合他社(1社)よりも実績が良ければ、
4月以降も増席して継続できる、という実績コンペでした。
50名近いスタッフのうち、
何名かでも行き先があるのなら、、、という
正義感のような気持ちで、
その仕事を二つ返事で受けました。
この判断が大きな分岐点
2016年11月からは、二つの業務を平行して管理していたのですが、
新たに受けた仕事が、極めて難易度が高く、ほぼ実績を出せませんでした。
同じようなサービスを提供している会社のサービス概要を勉強して展開したり、
対応しているオペレータのモニタリングをつきっきりで行いながら
アドバイスしたりとできる限りのことはやりました。
しかし、思うような実績は出せず、取引先との報告会では、
実績が出ていないのですから当たり前のように問い詰められます。
言い訳ばかりを考えて仕事をしていました。
そして、
一杯のお味噌汁が鍵をあけた♡
きっかけを経て、
12月初旬には、人生で初めてインフルエンザにかかりました。
年末商戦で繁忙期の中、10日間会社を休むという事態に・・・
10日間、会社に穴を開けて気付いたことがありました。
・自分がいなくても、会社は回っているな・・・
・仕事の楽しさって何だっけ?
・何か今やっている仕事が楽しくないな・・・
一番強く思ったのは・・・
子供が大きくなった時、
好きでもない仕事をイヤイヤしている父親をどうみるんだろうか?
父親のような大人になりたいと思ってもらえないよな・・・
やりたいこと、やるべきことを仕事にしている
父としてのかっこいい後ろ姿を見せたい!
妻とも何度も話し合い、というか、妻がいろいろと気付いてくれて、
背中を押してくれました。
サラリーマンを卒業しよう!!
やりたいことを見つけて、それを仕事にして、
自分自身が幸せでいる姿が、
息子に魅せたい後ろ姿だっ!と気づき、
2017年1月中旬、東京での出張中に上司に退職意志を伝えました。
一杯の味噌汁事件も、難易度が極めて高い業務が回ってきたのも、
インフルエンザにかかったことも、
全て意味があったんだと今は思えます。
様々な引き継ぎもスムーズに完了し、2017年4月3日を最終出勤として
サラリーマンを卒業しました。
誰よりも喧嘩をし、
誰よりも分かり合えた管理者が中心となり、
4月3日には送別会を行ってくれました。
このおばさ・・・
おねえさまが、何度も喧嘩をしたけれど、
誰よりも分かり合えた方です。
以前に退職したオペレータさんも来てくれて本当に驚きました。
私の新たなスタートをしっかりと受け止めてくれて、感謝しかありません。
寄せ書きまでいただきました。(涙)
以上で、私はサラリーマン生活を卒業し、
自分ビジネスの一歩を進めております!
書ききれていないこともたくさんありますが、
「永田 悟聖」
という人間をご理解いただけたと、勝手ながら思っております。
ここまでは私の生い立ち、人生、すなわち過去として
お見せしていきました。
長文ばかりの投稿にも関わらず、
お読みいただきましてありがとうございます!!
そして・・・
これからの動きにも
是非ご注目いただければと思います!