こんにちは。
今回は「コミュニケーション力を高める方法」について書きます。
ある程度結果を出したアスリートは、
それ相当のコミュニケーション力が求められます。
結果を出すと、周りから注目されて
多くの人から話しかけられるようになります。
自分より上の立場の人と接する機会も増えます。
その時にコミュニケーション力がないと、
「結果は出すけど魅力のない奴」と思われてしまいます。
つまり、孤独で嫌われ者になります。
「孤高の存在に惹かれる!」
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人は周りとのかかわりを断つと
おかしくなってしまいます。
具体的には、周りのことを考えられなくなります。
何かに例えるとするなら、暴れ馬でしょうか。
自分の感情やしたいことを優先するのです。
エゴが爆発するのです。
私としても、画面の前にいる人には
「暴れ馬」になってほしくはありません。
コミュニケーション力を身に付けて
充実していて幸せな生活を送ってもらいたいです。
少し話が逸れますが、仲間の話をします。
コミュニケーション力を用いると、
仲間を作ることができます。
仲間とともに喜びあい、
辛い時は助け合う。
これを実感できる例は、
リレーです。
陸上競技には、リレーという種目があります。
その中でも、代表的なのは
「ヨンケイ」です。
4×100mリレーのことを表します。
「四人でバトンを中継する」を略して「四継(ヨンケイ)」です。
一周400mのトラックを
1人100mずつ4人で走り、
そのタイムを競う種目。
そのヨンケイを題材とした概念があります。
ヨンケイは4人で作り上げるもの。
喜ぶときは皆で喜びあい、
辛い時は助け合って乗り越える。
そこで得られる喜びは4倍以上、
経験する辛さは4分の1以下。
仲間がいることで、
喜ぶときは爆発的に喜びあえ、
辛い時は辛さをかばい合うことができる。
持つべきものって、仲間ですよね。
本題に入ります。
コミュニケーション力がない人って、どんな人でしょうか。
私が思いつく限りでは、こんな人だと思います。
・ 高圧的で、自分を落とそうとしない
・ 自分のことばかりしゃべる
・ 自分の考え・信念を強要する
・ 何かに対する不満ばかり漏らす
こんな人、身近にいないですか?
いたとしたら、
その人は間違いなく嫌われています。
上記の4つの要素について、一つ一つ説明します。
・ 高圧的で、自分を落とそうとしない
その人は、あなたより社会的地位が上の人なのかもしれません。
人間関係をビジネスライクにとらえている傾向があります。
確かに、上司として
高圧的にならざるをえない場面はあるかと思います。
ですが、人と人の関わり合いという面からみれば
高圧的な口調で話されると嫌な気分になります。
特に、会社やクラブで上の立場の人ほど
高圧的にしゃべってしまう傾向があります。
同じ立場(タメ語)か下の立場(ですます調)から
話しかけるくらいでちょうどいいです。
・ 自分のことばかりしゃべる
自分を語ること自体は、悪いことではありません。
問題は、相手のしゃべりたいことを遮ってしまうことです。
しゃべることより、聞くことの方が大事です。
なぜ大事なのかは、口と耳の関係から説明できます。
口は一つしかありません。
しかし、耳は二つあります。
割合的に考えて、
3割しゃべって7割聞くくらいが丁度いいのです。
・自分の考えや信念を強要する
信念がある人を悪くいうわけではありません。
ですが、その信念を強要してしまうと確実に嫌われます。
多くの人は、命令されることを好みません。
信念を強要してしまう人は、
「俺の考えは絶対に正しい」という前提で話をしているように感じます。
信念を人に言う際は、
「俺のこの考え、どう思う?」と
相手に考えてもらう余地を与えてください。
そのワンクッションのあるなしで、
相手に対する印象は大きく変わることでしょう。
・ 何かに対する不満ばかり漏らす
何かに対して不満を持つことは、誰しもあります。
しかし、その不満を外に漏らしたところで
何も生み出さないことは明白です。
害にさえなってしまうことでしょう。
不満を持ったなら、
解消したり受け流したりする方法を考えたり、
そうする方が賢明だと思います。
「口だけで行動しない奴」と思われて、
信頼できない人として認識されてしまいます。
何かに対して不満を持ったとしても、
あまり口に出さないほうがよいでしょう。