今日は、旗竿地でのお話です🤗
とても古い戸建なので、通路が未舗装でした🍀
📪 📭 📬 📫 ☺️v
私の配布担当地区は高度経済成長期のベッドタウンとして住宅地化されたので、
今でも当時のまま公道から玄関前へ至る地面が舗装されていない、土のままの戸建が結構あったりします🏡
郵便や宅配便の配達員さんは雨で地面が泥濘むと大変かもしれませんが、
晴耕雨読型の配布仕事をしている私は、個人的には懐かしくて足当たり(足裏の靴底の感触)も柔らかいので好きです🥰
手芸を趣味にしていると、土そのものの上を歩く機会などは滅多にないですからね👟
そんな土のままの三尺(約90cm)ほどの通路をした、ある古い旗竿地のお宅での広報誌配布中の出来事ですが、
(↑ 旗竿地とはこういう地形です↓)
初回時にお伺いしたら、風を通す意味からか、郵便受け函すぐ横の引きガラス戸が開け放たれていていて、
白髪で小柄な後期高齢女性👵🏼が籐製の安楽椅子に身を委ねる形で着席されているのが見えました。
この女性👵🏼が私の前口上的な
😮「失礼します、広報誌のお届けに参りました」
の掛け声に気付いて
👵🏼『そこ(ガラス引き戸の三和土部分の上)に置いといていいわよ』
と、言ってくださったので、
てっきり御御足が悪くてポスト確認がしづらいお宅かと思ったら、
奥から炊事中と思しきエプロン姿の60代女性🧓🏻がいらして
🧓🏻『ご苦労様』
と、受け取ってくださいました。
この年配女性🧓🏻が続けて
🧓🏻『おかあさん、今読みます?』
と高齢女性👵🏼に渡したので、
何となくですが、
🤔(息子さんご夫婦が介護中なのかな?)
と、思いつつ、後にしました。
↑ 旗竿地は人目が気にならないせいか、このように玄関を開放している家も真夏ならよく見掛けるのですが、
ここのお宅は極寒期以外はほぼ開いているので、
自然と指定席にいらっしゃる高齢女性👵🏼と会話をするようになりました。
と言っても、配布中ですから、大抵は天気の話をひと言ふた言のご挨拶程度ですし、
年配女性🧓🏻も奥から
🧓🏻『はーい、いつもご苦労様』
と、労いの言葉を発してくださるので、
少々の水溜りや溶けかけの霜柱などに足をズルッと滑らせて漫画みたいにオットット…とバランスを崩しても何のそのと伺っていました。
それがある時、コンクリート全面舗装になっていたんですよ👀
ありゃりゃ…って感じでしたね🥺
私が幼少の折には住居一体型の個人商店しかなく、その並びの隙間をプロパンのガスタンクを避けながら地域住民が行き来していたので、
このお宅のような両隣の間を抜ける感じの、そんな懐かしい土の感触が失われてちょっとガッカリはしたものの、
後期高齢女性👵🏼がいらっしゃるお宅ですから、介護保険の範囲内でなされたのかな?と、進もうとしたら、
その高齢女性👵🏼と年配女性🧓🏻がお出掛け姿でいらっしゃいました。
それで、
🙂「こんにちは。コンクリートを流されたのですね」
と、ご挨拶したところ、
👵🏼『そうよー、あなたが転んだりしたらいけないと思って。どう? 歩きやすいでしょう?』
と仰られるではありませんか!😳
😧(何故、私が出てくる⁉️)
と、年配女性🧓🏻に視線を移したら、ちょっと"しまった!?"って表情をされていたので、
瞬時に理解し、
😃「そうなんですよー、私だけでなく、郵便屋さんや宅配の人なんかも雨の日は大変ですから、本当に助かります。ありがとうございました!」
と、ちょっとオーバー気味に喜んで見せました。
年配女性🧓🏻のホッとしたお顔は忘れられませんね。
そのあと、辻を曲がろうとしたら、そのお宅の前にデイサービスの車が止まりました🚐
🤭(あぁ、やっぱり)
と、思いましたねぇ。
↑ 確かめたことはないので、これはあくまでも私の推測ですが、
足が少々弱まって外出の機会が減った高齢女性👵🏼の為に、ケアマネジャーさんが友だちも出来るからとデイサービスを手配されたのだと思います。
ところが高齢者さんはご自分のペースで過ごしたがったりしますよね。
その時の気分によっては、当日どころか直前になって"行く、行かない"を繰り広げたり…
(しかも、どっちにするかもハッキリしなかったりして、この対応だけでもイライラ&疲労困憊😢)
介護をしている側としては、行ってくれたら銀行などの用事も済ませられるし、
何より何かあったら連絡してもらえる安心感が違うんですよ。
第一、次回予約をした段階でデイサービス側も人員配備されているわけですから、自分のことでもないのに頭を下げなきゃならない😮💨
ウチの義母も『あたしが家にいたら、そんなにジャマ?』って言ってましたけど、
邪魔じゃないから、昼夜逆転生活にならぬよう予定通りに行って欲しいんですぅ😭
(↑ デイサービスを利用し始めたら、サービス担当者会議などもあるので、意外と気忙しいです。利用者の義母本人が嫌々なら、正直辞めて欲しかったくらい😓)
このお宅の場合、"行く、行かない"の理由のひとつに多分雨の日の通路問題があって、
補助を使って整備しようにも高齢女性👵🏼から『まだいいわよ』とか、『もうすぐあの世行きだからもったいない』とか言われて、年配女性🧓🏻はお困りだったのだと思います。
そんなとき、私がちょっと足を滑らせて、
👵🏼『大丈夫?』
😀「はーい、ご心配をお掛けしました」
なんてことがあったのを年配女性🧓🏻が丸開きの玄関奥で聞いていて、
🧓🏻『ほら、おかあさん。お仕事の人があんな風に滑って怪我でもさせたら大変ですから、やっぱりコンクリートを流しましょうよ』
みたいな感じに話を持っていったのではないかと🧐
高齢者さんって、人の役に立ちたかったりしますものねー😆
こんな月イチしかお伺いしない配布員で主たる介護者様の負担が軽減するなら、
いくらでもご利用ください❣️
と、考えた次第の私・猫実(ねこざね)なのでした
ヽ(´▽`)/♬
↑ ポスティングは居住者様の生活に近いお仕事ですから、
単なる1・配布員の私が申すのも何ですが、
こういう小ネタがお好きでしたら、案外と楽しいのでないでしょうか?😉
私も50代なので、人さまのお役に立てるのはとても嬉しいです☺️
完全なる自己満足ですけどねー🤣
おまけ:
(↑ 後期高齢者様繋がりでこちらも↓)
🏢 🚚 🏠 🚶♀️ 📬
次回は『草の露(つゆ)と雨垂れシルエット』の巻です。
ポスト前の単子葉類のお話です。
お楽しみに🍀