今日も早朝のマンションでのお話です🤗

そこでしかお会いしたことがない20代の若い男性でした🍀



📪 📭 📬 📫 ☺️v



私が通年で配布日のみ、ちょっとだけ早起きして夜明けと同時にポスティングし始めたのは、義母の介護が本格化して目が離せなくなったからでした👀



義母がまだ眠っている間に抜け出して配布を終え帰宅、見守っていてくれた家族とバトンタッチで通勤・通学へと送り出し、その後で義母の着替えを手伝って朝食を取ってもらう感じで、何とか介護を乗り切りました。



冬至あたりですと外は真っ暗で戸建のポストも見えませんが、集合住宅を先にすれば電灯で明るいですから、冬場でも安心です😃




そんなある秋の日、

いつものように大型マンションの集合ポストコーナーへ行くと、お若いポスティングスタッフさんが1人いらっしゃいました。

初めてお見掛けした20代前半くらいの男性でした。



ちょっと伸びかけた毛染めのプリン頭から学生さんではなさそうと思いながらも

「おはようございます。後ろ失礼しますね」と通ったのですが、



まったくの無反応!!(_;)



ただ前を見据えて機械的にポットン、ポットンとポストインされていました。



大抵のお若い男性ポスティングスタッフさんには2種類いらっしゃって、


  にこやかに挨拶を返される


②(何だ?この変なオバさんは)と用心される😅


の、どちらかなのですが、

この時は本当に気配すら消したいみたいでした。



それで、私も投函しながら改めてそうっと伺うと、男性は眼球も指先も薄っすらと揺れてるし、マスク越しでも分かるほど唇が真一文字にギュッと固く結ばれています。



変な言いかたですが、

(怪しいクスリでもやってるんじゃなかろうか?)

と異様な感じがしたので、帰宅後に家族へ話すと、


『それは引きこもりさんじゃない?』


と、言われました。



つまり、何らかの経緯により引きこもってしまったが、外へ出る体験として、先ずはポスティングをされているのではないだろうか、と。



そう言われてみれば、確かにポストインする手付きも慣れていないようでしたし、早朝なら人と接する機会もあまりありません。



家族からは、

『もしそうだとしたら多分、一大決心して頑張っているのだろうから、そっとしておいてあげたら?』

と、釘を刺されました😓



しかし、

何人かすれ違うポスティングスタッフさんに挨拶して、そのお若い男性だけしないというのも変な気がして、

「今朝はまだ雨が降ってなくて良かったですね」

とか

「冷えてきてポストを触る手が冷たいですよね」

などと、どなたにもするような言葉を添えて挨拶だけはしていました。



お節介おばさん丸出し😆‼️



そんな私が配っているタウン誌は不定期発行でしたから、その男性がどれくらいの頻度でポスティング作業をされているのかは分かりませんが、

不思議なことに、お会いするのはいつもその大型マンションだけでした。



ピンポイントでされていたのかも知れませんね。



やがて3月になり、その日の朝も

「おはようございます。陽が伸びて配りやすくなりましたね」

と、通り過ぎようとした瞬間、その男性がちょっとだけ視線を向け、目を細めて

『お........す』

とマスク越しに唇が微かながら動いた



(えっ?)と私が顔を上げたときにはもういつも通りで、

気のせいかな?とは思ったのですが、

もしかしたら次回も反応が見られるかもと、ちょっとだけ嬉しい気持ちになりました。



しかし、

結局は、このお若い男性ポスティングスタッフさんをお見掛けした最後となりました😢



家族からは

『年度替わりでしょ? とりあえず外に出られるのが分かったので、次のステップについたんじゃないの? 昼間とか、人と接するとか、もっと長い時間とか』

と、慰めの言葉をもらいました。



あのご様子からすると、

(そうだったら良いな、どうか上手くいっていますように)

と、願わずにはいられませんでした(>人<;) 



今も同じくらいの歳かさのプリン頭男性を見掛けると、あのお若いポスティングスタッフさんを思い出します。

応援したい気持ちでいっぱいになってしまいます🙏



ごくありふれた外野のエールなんですけどね 📣



それにしても、

お節介おばさんでゴメンネー🙇‍♀️

な、お話でした🤣🤣🤣



🏢 🚚 🏠 🚶‍♀️ 📬



次回は『早朝のママさんたち』の巻です。

幼な子を持つ母親も頑張っているなと思った私・猫実(ねこざね)の昔話です。

お楽しみに🍀