ボアダウン決行の本当の意味 | N360の部屋

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昭和の名車(笑)NⅢ360を楽しんでます。


早速走り出します。
ん〜さすがにボアダウンの影響でいつもの様に2000rpm未満でクラッチをミートすると、トルク不足で一瞬もたつきますが少し右足を踏み込めば一気に吹き上がります。 
全体的にトルクダウンですが、懸念していた21Tプライマーの悪影響は感じません。

一般的に排気量UPに伴いファイナル等を変更し各ミッションのギア比を上げます。
N360の場合ノーマルギア比がこんな感じです。
此れを排気量UPに伴いプライマリを20T辺りに変更します。
ハイギヤード化に伴い増加したトルクを有効に活用できます。
しかし逆にこのギア比では当然ノーマル排気量では使えなくなっちゃいます。

しかしN360の5速ミッションは一般的な5速ミッションはちょっと違います。
先ずはノーマルギア比です。
 一般的に4速迄は同じギア比で5速はオーバードライブ的に設定されますが、N360の場合5速は4速ミッションの4速と同じです。
直結5速と言われているミッションです。
此れをプライマリ21Tに変更すると面白い仕様になるんです。

5速ミッションをハイギヤード化すると4速がノーマル4速ミッションの4速と同じギア比になるんです。
つまり4速以下はノーマルギア比です。
実は此れがボアダウンを決行した理由なんです。

4速はほぼ同じですから街乗りは全く問題なく、逆に3速が4速に近くなったにでつながりは良い感じです。
 平坦な所だったら5速3000rpm辺りでも普通に走れそうです。
 TNピストン360仕様の本領はやはり高回転領域です。 
比較的負荷の大きいバイパスへの登りの合流で3速で踏み込むと、4000rpm辺りから気持ちよく加速します。
 450仕様のトルクになれっちゃっていたのでもう此のフィーリングでは満足できないかと心配してましたが大満足です。

当面はこの仕様で楽しめそうです。