久々に出張です。
以前ブログ経由で連絡を頂いた長野のN360オーナーさんからご連絡ですすが、何と3年の歳月を掛けてボディ修復が終わったそうです。
良い個体を近所のおじいちゃんから譲って頂いたそうです。
しかしオーナーさんは何回かボディペイントを繰返した様でちょっと残念な雑な塗装だった様です。
そこでオーナーさんが改めて総剥離と再塗装で仕上げたそうです。
良い感じに仕上がってます。
しかしご連絡頂いたのは肝心のエンジンの件です。
ボディの塗装屋さんがメンテナンスも実施して頂いている様ですがやはり旧車のN360のメンテナンスはちょっと苦手の様です。
ガソリン漏れの対策でキャブレターのOHをしてくれた様ですが“コネクションチューブ剥離”と“エンジンオイルにガソリンが混じる”との問題が発生した様です。
結局修理の目処が立たず相談です。
浜松への陸送もありますがそれだったら私が出張で長野までお邪魔する事になりました。
無事到着です。
先ずはN360の仕上がり確認です。
ん〜羨ましい程の仕上がりです。
再塗装の総剥離の段階でボディ状況を確認した所やはりかなり程度は良かった様です。
内装も走行距離も少なくシートのヘタレも少なく、ダッシュには貴重な純正オプションの時計まで装着です。
エンジンも若干汚れはありますが機能的には大きく問題は無い様に見えます。
先ずはキャブレターのコネクションチューブ剥離の修理です。
ここは元々ゴムがアルミアタッチメントに熱圧着されているだけですから綺麗にクリーニングしてゴム系のボンドで接着です。
続いて“ガソリンのオイルへの漏れ込み”ですがどうも状況が良く分かりません。
修理屋さんが「ガソリンがオイルに混じって、このままではエンジンが壊れてしまう」と言われた様です。
オーナーさんも仕切りにキャブのガソリン漏れや下回りやマフラー下辺りのオイル漏れを気にしています。
オーナーさんから修理屋さんに電話して頂いて直接確認してみました。
結果修理屋さんがキャブレターのガソリン漏れを触った所粘度が高目のオイルぽく感じガソリンがオイルに混じってるとの判定だった様です。
しかしキャブレターにはオイルは回らないのでキャブレターリンケージ等に付着していたグリスを誤認されたのでは思います。
オーナーさんにも空冷のN360残念ながら若干のオイルの滲みやガソリン漏れは仕方がない事をご説明しご理解頂けました。
取り敢えず修理完了で改めてオーナーさん助手席に同席でN360の試乗をさせて頂きました。
エンジン起動も一発でエンジン吹き上がりも問題ありません。
オーナーさんはシフトチェンジでのギア鳴り等を懸念されてましたが全く問題ありません。
まだオーナーさんもさほど走行されていない様で、
ギアチェンジ時の回転合わせ等が普通に出来れば問題ありませんね。
とにかく全体的に走行距離も短いのでカッチっとしたGoodフィーリングです。
実は今回長野までお邪魔したもう一つの目的は今後N360を乗り続けて頂きたく為のちょっとしたレクチャーも目的でした。
実はこのN360ですが既に息子さんが引き継いで乗り続けるそうです。
①N360のススメ
簡単な資料ですN360の歴史/メンテナンス要項/パーツ確保等等をまとめてお渡ししました。
②キャブレター調整のご指導
CVキャブレターの簡単な構造の説明とスローアジャストスクリュー調整とパイロットスクリュー調整方法の説明と具体的には息子さんに実際に行って頂きました。
百聞は一見にしかずですね。
③セミトラユニット装着
既にポイント/コンデンサ製販中止の為ポイントの延命の為のセミトラ装着です。
来月の豊橋でのイベントでの展示用におはゆに61さんから預かっていたセミトラを装着です。
短いお時間でしたがオーナーさんと息子さんとの濃厚なお時間が過ごせました。
今後も宜しくお願いします。