ハービー・ハンコック14 | Review

Review

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ニューポートジャズフェスティバルでのライブを納めたアルバム。


全体は3つのパートに分かれており、一組目がマイルスデイビスクインテットのtpをハバードに代えたメンバー。


冒頭ハンコックのローズでスタート。自由な演奏ぶりが心地よくトランス状態になりかけたタイミングでおもむろにMaiden Voyage の伴奏が始まる。管二人でテーマを奏でた後のそれぞれのソロが熱い!


二曲目のNefertitiはリズミカルな演奏。原曲とはまた違ったテイストで悪くない。最後の

Eye of the hurricaneはまだ練習不足だったのかテーマでハバードとショーターがトチっているのがご愛嬌。


二組目はMwandishiバンド。バスター・ウィリアムスのベースがカッコ良く、バンドとしてもまとまりがあってこの日のために仕上げてきた感あり。ハンコックのソロもたっぷりで熱い。


三組目はヘッドハンターズ。ギター→ベース→ギター→ドラムス→パーカッションとメンバー紹介しながら音が重なっていく(これやってみたい)。サックスの紹介の直後にテーマがスタートするところは本当に痺れる!