ライブアルバムの最高峰。録音は1975年6月28日の渋谷公会堂と、7月1日の中野サンプラザ。
冒頭ハンコックのソロでスタート。Maiden voyageのイントロが心地よく奏でられ、半ばトランス状態になりかける刹那、ベースとドラムが同調し、おもむろにフルートのテーマが始まる。この裏のハンコックの伴奏が超絶カッコいい!
フルートのテーマに聞き惚れていると、シームレスに「Actual Proof」へ移行。相変わらず拍子も、キメのタイミングも全くわからないが、とにかく疾走感がすごい!
4曲目の「Watermelon man」はガラスボトルによるヒンデウフーのイントロから始まる。客席の手拍子が邪魔だが、メンバーは全くブレずに自分達のテンポをキープしていく。
続いてハンコックによる日本語の挨拶。SGIの会合で鍛えられたのか全く淀みがない。曲紹介のアナウンスの後、間髪入れずに「Butterfly」がスタート。この演奏も神がかってる!
しかし邦題「洪水」て…直訳やないか…

