元々は舞台のシナリオを映画化。ストーリー自体はどうということもない内容だが、なんせ豪華キャスト。原田大二郎、水沢アキ、峰岸徹、松金よね子、和田アキ子、タモリ…でなんといっても筒井本人が犬神博士として出演している。科白も多くなかなかの達者な演技で貴重映像。(Amazon prime videoで見られる)
相応の低予算映画だが、犯人の泉谷しげるがハマリ役で、なんといってもヒロインの秋吉久美子がとってもキュート。
三作品のなかでは古谷一行主演、岡本喜八監督と一番カネがかかってる。ストーリー自体はどうということもない話だが、筒井がネタで書いた短編小説中のオリジナルテーマを正確に再現、ジャムセッションを映画上で繰り広げておりなかなかの出来。
で、この三作品が今はなき京一会館で3本立てで上映されていたのを学生時代にわざわざ見に行ったのでした…


