筒井康隆12なぜか家にあったこの本を手に取ったのが、筒井作品との最初の出会いかも…エロ、猟奇、人間の陰湿な奥底が凝縮されており、少年が目にするには相当「危険な書」だったと思う。一方で一作一作が「学」をベースとしたSF作品でありながら、たたみかけるポップな展開に魅入られた記憶が。しかしこの講談社文庫の表紙絵の強烈さよ…