東野圭吾0 | Review

Review

エンターテイメント評論(本、映像、音楽、お笑い…)



この小冊子が発行されたのが、2011もう11年前


この時点の発行著作数が75。で、その後最新作「マスカレード・ゲーム」までで、さらに25作品と100に達している。


コンスタントにクオリティを下げない作品を発表し続け、期待を裏切らないのはまさに鬼神。職業作家として素晴らしい姿勢だと思う。


この非売品の小冊子は直木賞作品出版の文藝春秋が仕切っているが、講談社、集英社を初めとした出版社横断の異色の出来となっている。このあたりにも東野氏の「偏ったところで書かない」普段からバランスを取った面倒見の良さ、さらには各社編集者同士のつながりが垣間見える