To an unseen world 02.飛行機ちょこっとトラブル | take off

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Without haste, but without rest.

今回、旅中でハイランドまで移動したこともあり、飛行機にいつもより乗る機会が多かったので軽度なトラブルもありました。

今後の自分への戒めとして記しておこうと思います。

 

 

  1.国内便も侮るな

 

まず一発目のアクシデントは、ヒースローからインバネスへ飛ぶ時に起こりました。

 

その日の早朝、ブリテッシュエアウエイズ(以下BA)からこんなメールが。

 

 

簡単に言えば、「天候が悪いので遅延が見込まれるよ、早めにチェックインしてね」というメールだ。

おお、ちゃんとお知らせ来るんだなぁ。元々早くに行くつもりだったけど、オンラインチェック済ませとくか・・・と、思ったけれど、時すでに遅し。なんともうオンライン、落ちてた

ということでまず第一の反省点。

    

天候チェックを怠るな!

少しでもやばそうなら

オンラインチェックインは

前日に済ませとけ!

BAのサイトもだけど航空会社のサイトは割と弱い(というよりも、使う人が多いせいもあって重いし落ちやすいのかも)

なので、ちょっとしたことで繋がらなくなると心得た方がいいなと思った。

どうせ乗らないと帰国できないことはわかってるんだから、何があっても乗るんだよ!!

なので、オンラインチェックインが開始されたらすぐやっときましょう。

 

(オンラインチェックを済ませている人のゾーンにはほとんど人がいない)

 

オンラインチェックインさえ済ませておけば、ヒースローで焦ることもなかったのに・・・と考えても、オンラインチェックインを済ますことができなかったのは私。全ては私が悪いのだ。しかし嘆いても焦っても、チェックインが開始されるのはきっかり二時間前。ここは日本でなく、英国。それ以前に始まることなど、あるはずもない。二時間前になってやっとカウンターが開いて、列に並ぶも、いつも以上に進まない。

当たり前だった。

チェックインカウンターで、運休になった人の分の別の飛行機手配までやっていたんだから。

しかも、クソデカハブ空港のヒースローにいるのは英国人だけではない。別の国の方は私と同じく、英語が不自由な人もいれば、お国柄とてものんびりした人もいるし、他のレーンで手続きをしている知り合いがどこに座っているのか、どの飛行機になったのかを聞きに行ったりして一人で何十分とカウンターを独占する人もいる。

 

信じられるか? チェックインに1.5時間もかかるなんて。

日本だったら10分だよ!!!と思わなくもないけど、そんなことを思っても時間は進むし、列は進まない。みんなイライラしている上に、みんな遅れそうで順番を譲ってもくれない。待つ。待つ。待つ。自分の順番をひたすら、待つ。

 

やっと順番が来て、そして自分の便は運良く遅延しているだけだったので、私のチェックインはものの1分で完了!そこさえ過ぎて仕舞えば、懸念していたセキュリティチェック等にはあまり時間がかからず難なくクリア!!間に合えええええええええと祈りながらターミナル内を咎められない程度に走る。デケェよ!!!と思いながら、走る。

 

そしてついた先には予定時刻よりも30分ほど遅れていた自分の便のアナウンスが表示されていた。

本当に生きた心地がしなかったけど、なんとかなってよかった・・・。

 

 

  2.トランジットにご注意を

 

二つ目の試練は帰りの飛行機。

そう、トランジットである。

私はトランジットの経験がないわけでは、ない。

以前エディンバラ空港から帰国した際はフィンランドでトランジットしたし、イタリアからの帰国の際はチューリッヒでもした。ただヒースローでの乗り換えは初めてだからもちろん事前に予習はした。けれど、そんな経験もあって、少し、ほんの少しだけ、「大丈夫だろう」と思っていた。

 

しかしここでもやはり「クソデカヒースロー」の壁にぶち当たるのである。

 

eチケットの通り、私は帰国時にはターミナル5からターミナル3への移動が発生する予定である。

・その移動はヒースローの専用鉄道でする。

・標識に従うだけなので、難なく着ける。

・できれば30分見積もっておくとめちゃくちゃ安心。

との事前情報を得ていたので、まぁ大丈夫だろうと思っていた。

 

念の為に書いておくと、エアポートには各々「最低乗り継ぎ時間」というものが設定されている。これは、「同一日内の乗り継ぎに際して必要な時間」のことで、ヒースローかつJALへの乗り継ぎの場合は

JAL(ターミナル3)↔︎BA(ターミナル5)  :120分

となっている。(航空会社によって着陸するターミナルは決まっている)

私は余裕ぶっこいて、このギリギリの時間(2時間10分)で飛行機をとってしまったため、あえなく死ぬところだった。

 

①インバネスからヒースローへ、定刻通り到着。

②飛行機を降りる。

③トランジットの案内を見つける。

④しかし、(多分)トランジット用の通路扉が閉まっている。

⑤プチパニックを起こし、そのままロンドンの入国審査の方へ徒歩をすすめようとする。

⑥でも絶対におかしいので、トランジット用の通路扉を塞いでいる警備の人に「私は19時発のJALに乗りたいです。ここからターミナル3へいけますか?」と声をかける。

⑦係員の人が、何やら会議を始める。単語を聞き取るに、「こいつトランジットらしいけど通してい?」と聞いてくれてるみたい。

⑧待つこと数分。「チケットとパスポートを見せろ」。言われた通り提出。生きた心地がしない。

⑨まぁ通っていいぜと、扉を開けてもらえる。やったーー!!!!!

 

ということで、なんでか知らんが「トランジットの客はいないだろう」のテイで閉められていた扉の通過許可が与えられた(大泣き)。通路では、働いてる人たちがご飯食ってて死ぬかと思った。隠れて飯食うために閉まっとったんかい勘弁せぇや!!!!!

 

ただ、その通路に入ってしまえば簡単で、至る所にある表示に従ってとにかく道を歩くだけ。

こんな感じ。

とにかく「Flight Connections」という表示に従ってください!

自分が間違ってる、と思って別の道に進まず、まずは聞く!!これを徹底した方がいいです。

 

そして、トランジットには、私は、バスを利用させられました

私が降りたところだけなのかわかりませんが、ターミナル間鉄道なんて標識は一切なし。なので、ターミナル移動に、バスしか手段がない場合もあるんだと思います。(今調べたら、JALの公式サイト案内にもバスの表示しかなかった・・・)

 

あまりにも焦っていたので写真を撮るのも忘れましたが、バスに乗るために待つ場所はすぐにわかります。

ただ、誰もいない場所なので不安になるかと思います・・・が、とにかく待ってください。15分に一本程度の間隔できます。バスに乗ったら15分もせずターミナル3に着きます。なので「余裕を見て30分」ではなく、確実に30分、運が悪いと1時間はかかります。心してかかってください。最低乗り継ぎ時間の2時間なんて、あっという間に過ぎます。遅延を考慮して4時間はとっておいた人間だけが、真に「安心」できます。

(この文字圧から感じてお願い)

 

しかし、ターミナル3についたからといって気を抜いてはいけません。

 

まず登場してくるのはセキュリティと荷物のチェック。これはまぁ、そんなに時間はかかりません。そもそも乗り継ぎの人数が少ないので、慌てなくても大丈夫です。(ただ、機内でもらった水も引っかかるので、捨てておくとラクです)

 

その後です問題は。

遠い。

遠いのだ。

本当に遠い。

JALの搭乗待合室まで30分はかかる。

 

というのも、トラップがいっぱいあるんですよ。

最初に出会うのがチェックインカウンター。

なんか知らんが私はここで、「ここから乗れるんだぁ」と気を抜いてしまい、近くのお土産ショップを悠長に眺めてしまいロス20分。(なかなかの阿呆である)

しかし誰も来ないことに「おかしすぎる」と気づいて、めちゃくちゃ走って正しい搭乗待合室に着く。

 

本当に・・・焦ると正常な判断ができなくなるとはまさにこのこと・・・みなさん、

海外旅行では

時間には余裕を!!

    

時間には余裕を持って!!

行動しましょう!!!

 

 

以上!飛行機プチトラブル集でした!