今回は 和食 についておじさんなりの視線で述べてみます。
和食の基本は、
四季折々の新鮮な食材から味を引き出している醤油、味噌、鰹節、昆布だしなどの昔からの発酵食品だと思います。
しかし食生活環境の変化で和食のイメージが粗食として思われがちな風潮も一時期ありました。
ところで、古い言葉になりつつある病名の 成人病 が 生活習慣病 の名称に変わった ことはご存知と思います。
なぜ生活習慣病になったのか?
戦後の復興から経済が右肩上がりになるにつれ、食生活もカロリーオーバーや動物性タンパク質の過剰摂取が影響して 子供までが成人病の症状になって来たので成人病の呼び名ではおかしい のでは、と言うことで生活習慣病に変えざろう得なかったからです。
そんな生活習慣病の病名が話題になるにつれ、和食の良さが 無形文化遺産 に登録されると、
外国人からも和食の良さが見直されるようになって来たようです。
そんな和食には、味覚の感性、栄養のバランスを引き出す「五味五色」と言う美味しくて健康的な調理法があるのです。
五味五色とは!
• 五味=甘味・酸味・塩味・苦味・旨味
• 五色=赤色・黄色・藍色・白色・黒色
• 調理=生・煮る・焼く・蒸す・揚げる・和える 、、、、
上記を要約すると四季の旬を大切にする素材、さらには美しい盛り付けなどに加え、年中行事 (お祭り) 等での料理の慣習があったのです。
なるほど、魚や、野菜、山菜など近所で採れた食材を手間暇と愛情を込めて調理していたのですね!
日本人ならではの感性は外国人の感性とは違う料理だったのですね。
正に、料理の基本は
割ぽう着 がよく似合う ” おふくろの味 ” だったのでは、、、とおじさんは思っているのです。
なによりも
” おふくろの味 ” は ” 袋の味 ” と違って 防腐剤 が入っていないので安心ですよね、、、!(笑)
和食が海外から高い評価を受けている理由は動物性の油を多く使わない、即ち”五味五色”の調理が健康維持、長寿に繋がっているからではないでしょうかね!
なるほど発酵食品の最たる調味料の味噌、醬油がベースになっているからですね。
正におふくろの味の ”五味五色” が医食同源になり成人病予防になっているのだなぁ、、、と再認識のこの頃です。