無症状で陽性の人もいるのに、イベント等での2週間前からの検温に違和感を感じている仲摩です。
#念には念をってやつだろうけども
どうも。
今回は「マジョリティがもたらす安心感とその危険性」ということについて書いていきます。
マジョリティと横文字でカッコ良く書いてみましたが、マジョリティとは「多数者・多数派」のことです。
#逆に少数者・少数派は「マイノリティ」
これは日本的な文化なのかはたまた世界的にもあることなのか分かりませんが、自分が多数派に属していると正解か不正解かに関わらず「みんなもいるから大丈夫!」という謎の安心感に包まれます。
今から40年ほど前の1980年に流行語にもなった「赤信号みんなで渡れば怖くない」というギャグからもそのことを汲み取ることができます。
誰しも信号が赤の時は渡ってはいけないと教わったはずなのに、悪いことだと分かっていてもみんなが一緒だと渡っていいのだと錯覚してしまう。
#例話だよ
これがマジョリティがもたらす安心感というやつですね。
自分も過去に多数派に属しているという安心感を経験したことがあるのでその気持ちはよく分かるのですが、そこに自分の意思はなく、正解か不正解かよりも同じ考えの人が多くいたという事実だけで安心してしまいます。
今考えるとそれは良くない(自分の為にならない)ことだと理解できるのですが、まだ未熟だったあの頃の僕には自分を主張することと周りの人と違うということが恐怖ですらありました。
それこそこうして自分を主張できるようになったのは、今の会社を立ち上げて決断やリスクを背負わなければならない立場になったからなので、もし別の仕事をしていたら未だに多数派の方に流されていたかもしれません。
#人間そんなに強くない
多数派に流される方が、その問題に対して「自分で判断しなくていい」、「自分で判断していないので失敗しても責任をそんなに感じない」、「失敗してもみんなも一緒だからと思える」などの理由から自分で決断するよりもが楽に感じるのかもしれません。
要するに、物事を深く考えなくていいし、何かあったら人のせいにできるし、失敗したとしてもみんな一緒だからなんとかなる(誰かがなんとかしてくれる)ということですね。
深掘りして解像度を上げていくと、いかにマジョリティに流されることにリスクがあるかということが容易に理解できます。
ただそうは言ってもなかなか上手くいかないのがこの世の中で、自分の意見を貫くことで生じる問題があるのも事実です。
当たり前の話ですが、僕にも立場があって守らないといけないものがあるわけで、どれだけ魅力的だと感じていることでも時期やタイミングによっては手を引くことを選ばないといけない場合もあります。
例を出すとみんなで一緒に富士山山頂を目指して登山していても残りの体力と食料を考えた時に7合目で下山を選択しないといけないといった感じです。
そこで判断を見誤って、周りに流されそのまま登山を続けている途中に倒れたからといって、「だから言ったのに…」と周りの人を責めたところでその選択をしたのは自分自身で誰のせいでもありません。
#ちなみに山は登るより下る方がきついんだぞ
倒れたのが自分一人じゃなかった場合のリスクはさらに大きくなります。
そんなこんなで下山を選択したわけですが、一人だけその選択をしたからか輪を乱したのが気に入らなかったのかそれで辛い思いをしたこともありました。
#これが本当の仲間(仲摩)外れ
#今回は座布団よりも少し大きめのバスタオルをください
「なんだそれ。」とその時は思いましたが、自分で判断し決断したことなので不思議とダメージはなかったです。
むしろ「負けてたまるか」という気持ちの方が大きくなりました。
#絶対やったんねん
#負の感情もモチベーションに変える
ここから話は少し変わりますが、
ブログを書く時に資料を参考にしながら書いたりする時があるのですが、今回この内容について調べているとマジョリティという言葉には「単に数が多いということだけではなく、社会的強者という意味で用いられることがある。」ということが書いてありました。
読み進めていくと差別やハラスメントに人権問題など様々なことが書いてありました。
ここを深掘りすると長くなりそうなので割愛させてもらいますが、自分が無意識のうちに見落としていることがたくさんあるなと感じました。
こんなことを考えていると昔書いたブログの内容を思い出したので共有させてもらいます。
(※その内容がこちら↓)
マジョリティの用語で「社会的強者…」という言葉があるので捉え方によっては不快に感じる方もいるかもしれませんが、そういった意味は全くなくて、言われて初めて気づくこともこの世の中にはまだまだたくさんあるんだろうなということを学びました。
まだまだできることがきっとある!
そう思わされた出来事でした。
ということで今回は「マジョリティがもたらす安心感とその危険性」ということについて書いてみました。
それではこの辺で。
今回もお時間をいただきありがとうございまーす。