春の足音、ちょっと聞こえたような光景でした | 中山隆嗣の「活殺自在」

中山隆嗣の「活殺自在」

武道と癒しを中心に、生き方、日々のことを綴ります。

 昨日(1月31日)、吉祥寺まで用があったので事務所のメンバーと出かけました。


 テレビでは梅の話などを耳にしていましたので、近所の様子も気になっており、いつもの山本有三記念館井の頭公園を訪れてみようと思いました。


 天気は多少雲はあるものの、晴れです。少々風は強いのですが、気温的には心地良く感じます


 今日はもう2月になりましたが、今年は暖冬ですのでどんな花が咲いているかを楽しみに、いつもの「風の散歩道」を写真を撮りながら歩きました。


 その途中にも早春を告げる花と遭遇し、カメラを向けました。


紅梅















 まずは上の写真です。


 ご覧のように青空をバックに、紅梅がきれいに咲いています。


 見た感じ、満開に近く、井の頭公園の梅の様子に期待が膨らみます。


 ただ、これまでの経験では、この場所の梅と公園の梅とは種類が異なるのか、咲く時期が少しずれるような記憶しています。


 そのため、ここはぜひ1枚撮っておかなければということでシャッターを切りました。


ロウバイ










 

 今度はロウバイです。


 紅梅を見たところのそばに咲いていました。


 以前はこの花の名前を知らなかったのですが、何かの折に知ることになり、今回もカメラに収めました。


 この日に撮った写真の中には、名前を知らない花も結構あります。ブログの中で名前のない花が出てくれば、ご覧になっている方も面白くないのではということで割愛させていただきますが、春が近いことを思わせるいろいろな花を見ることができました


 花のことを少しずつでも知ってくれば、その写真をたくさんアップし、もっと華やかな記事になるのではと思いつつ書いていますが、実際に見ると名前を知らなくても私の目には十分楽しい時間になりました。


ボケ













 今度は山本有三記念館で見つけたボケの話です。


 記念館の庭にも梅の木がありますが、ここはまだ全く咲いていませんでした。


 ここでは記念館のスタッフの方と少しお話しできましたが、この日に撮った写真を見ていただきながらお話しすると、上の写真のボケはどこに咲いてましたか、と尋ねられました。


 この庭園で撮りましたというと、その方はボケが咲いていることをご存じなかったようでした。


 それもそのはず、この日は写真の1輪だけで、遠目にはなかなか分かりません。毎年この時期に見ていますので、たまたま目を向けたら咲いているのを見つけたわけです。偶然ですが、スタッフの方も気付いていなかった花だったことになりました。


羽根を広げた鳥














 続いて井の頭公園でのことですが、ここでも梅はあまり見ることができず、咲いているのは数えるくらい、という感じでした。


 そして咲いている梅もせいぜい2分咲きくらいで、冒頭の梅とは大違いです。


 でも、前述のように、近所の様子は毎年見ていますので、予想通りであったことは事実です。


 そういうこと合わせ、ここでは梅の写真ではなく、池のところにいた鳥の写真からアップします。


 以前、井の頭公園を訪れた時にも似たような光景がありましたが、鳥が羽を広げている様子です。


 空手道に「鎮東(ちんとう)」という「(かた)」があり、その中に「翼然(よくぜん)」という動作があります。鳥が翼を広げている動作を言いますが、まさにその様子です。こういう時、どうしてもそういうことと重ねてしまいますが、今回はすぐに羽根を閉じましたので、側面からだけの写真になりました。


ツツジ














 池のそばに咲いていた花の写真です。


 その様子から早咲きのツツジのように思いましたが、もし違っていら申し訳ありません。


 花の数は少ないのですが、ご覧のようにしっかり咲いており、カメラに収めました。


 ツツジというと、5月頃が旬というイメージですが、確か以前もここで同様の花を見たような気がします。


 品種によってはこの時期の咲くものもあるのかもしれませんが、旬の頃のツツジはもっとたくさんの花を付けます。今回は慎ましいツツジということで理解し、そのまま散策を続けました。


沈丁花















 本日最後は沈丁花です。


 公園から吉祥寺に向かうところの階段の横に咲いています。


 ただ、ご覧のようにまだツボミです。


 1輪でも咲いていればそれを撮ったのですが、今回はすべてこの状態でしたが。


 この時期はちょっとの時間で様子が変わりますので、この様子であれば、近日中に咲き始めるのではないかと思われます。


 私はこの時期、沈丁花の香りを嗅ぐと春の訪れを感じますが、それももうすぐ、といった感じでした。


 次回訪れる時、咲いている沈丁花を香りと共に見ることができれば、と願っています。